江幡京子
1973 東京生まれ
1997 ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ、美術史/芸術学部卒業
現在 東京都在住
主な個展
2002 「The Usual Passages」, THINK ZONE(森美術館)、東京
主なグループ展
2004 「MEDIARENA: contemporary art from Japan」, The Govett-Brewster Art Gallery、ニュージーランド
2006 「Culture of Fear」、ACC GALERIE WEIMAR、Halle 14、ワイマール/ライプチッヒ
主な賞与/助成
2002 Young Video Artist Initiative (森美術館)
2005 広島市現代美術館 「新・公募展」入選
第11回国際スタジオプログラム参加, the ACC Galerie/ワイマール市
2006 国際交流基金平成18年海外展助成、「Culture of Fear」ACC Galerie
作家ステイトメント
老人の部屋の写真のシリーズ。持ち主が年をとると部屋は一層持ち主の内面を表してくる。物の配置の仕方にはプロには真似のできない独特の美しさがあり、まるで70歳から描き始めたアルフレッド・ウォリスの絵の様だ。時間軸がずれ、自己完結した小宇宙の中で堆積した時間の地殻の変動が起き、忘れられた時間が時折顔を出すが、現在の凍り付いた時間と接触したとたんそのままそこで止まる。部屋の中はものすごく触られている場所と長い間全く触られていない場所とがあり、触られない道具は意味を失い物に変わっていき、同時に人間も少しずつ、しかし確実に物に変わっていく。線香花火の消える間際の瞬のような生命活動から目を離す事ができない。