会期 :2008年8月2日(土)〜9月21日(日)
休館日 :月曜日(祝日の場合は翌火曜日) ※8月25日〜8月29日は休館
時間 :11:00〜19:00 (入館は閉館の30分前まで)
入場料 : 無料
主催 : 財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
協力:岡田聡(アートアセファル代表)
アーティスト :太郎千恵藏
関連企画:
※終了しました。
8月2日(土) 17:00〜19:00 オープニングレセプション
■展覧会の様子が動画でご覧いただけます
■アーティストによる展示解説をご覧いただけます
![]() |
![]() |
| 《untitled》1998 | 《Dr. Strange LOVE》1998 油彩、 カンヴァス |
このたびトーキョーワンダーサイト本郷では「Oコレクションによる空想美術館−magical museum tour」を開催いたします。昨年度より引き続き開催する本展覧会は、岡田聡氏のコレクションにより構成され、美術館の常設展のように東京で恒常的に現代日本の若手アーティストの作品を観ることのできる場所を目指しています。また、様々な交流が生まれることを目的に「TWS-Emerging」や「INDEX#4」など、学生や20代・30代の若いアーティストが関わるプログラムを同時開催しています。昨年度は「第1室 桑原加藤の部屋―つぎつぎと・なりゆく・いきおいに任せて」「第2室 東恩納裕一・大庭大介・三嶋章義の部屋─デザインと魂」の2つの展覧会を開催し、好評をいただきました。
岡田コレクションには、日本の若手アーティストの代表となっている作品が数多く含まれていますが、それらはアーティストが名も無い時代から独自の視点で選ばれたものです。コレクションは非合理さを含めた人間の奥深さを探求する試みの一つともいえるでしょう。これらの作品は、東京という大都市から生まれる多様な感性を映し出し、伝えるという意味においても、個人のコレクションの枠を越え、私たちに迫ってきます。
今年度 5月2日〜7月27日の期間開催された「第3室 内田耕造・栗山斉・COBRAの部屋」、「第4室 ジュリアン・シュナーベルの部屋」に続く今回の第5室では、「太郎千恵藏の部屋−ポストヒューマンアーティスト」を開催いたします。90年代から人間と社会の新しい関係をテーマに制作を続ける太郎千恵藏による、人間中心主義的思考法の限界を突きつける作品を紹介します。
これに続き本年度の最後となる第6室では赤羽史亮と小西紀行という2人の若手日本人画家を紹介する予定です。
古くからの友人である太郎は、僕にとっては美術家というよりはマッドサイエンティストのような存在です。彼は早くから人間中心主義的な思考法の限界に気付いていました。そして彼の創り出す作品は、内面性の価値観をあざ笑うような異様な作品ばかりです。そしてその異様さは、そのなかに突如として立ち現れる暴力性を通して、人間的なスケールを超えた戦慄すべき脅威の存在を僕達に教えてくれます。その脅威の存在そのものが、人間中心主義的思考法の無効性の証左に他なりません。彼はまさにポストヒューマンアーティストと言うべきアーティストなのです。
(岡田聡(アートアセファル代表))
太郎千恵藏プロフィール
会期 :2008年8月30日(土)〜9月21日(日)
休館日 :月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
時間 :11:00〜19:00(入館は閉館の30分前まで)
入場料 : 無料
主催 : 財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
アーティスト :吉田真由子、江幡京子、渋谷奈緒
関連企画:
8月30日(土) 16:00〜17:00 オープニングトーク(参加自由)
17:00〜19:00 交流会(参加自由)
![]() |
![]() |
| 吉田真由子 《沈黙を破ってはならない》2007 紙、木 | 江幡京子 《「ジャムの瓶詰め小屋」 シリーズより》 2006 デジタル写真 |
![]() |
|
| 渋谷奈緒 《家》 2004-2006 和紙、活版印刷 |
本年度第4回目のTWS-Emergingとなる今回は、吉田真由子による「鬼し」、江幡京子による「ジャムの瓶詰め小屋」、渋谷奈緒「passage」の3つの個展を開催いたします。
「シュレッダーされた膨大な紙の中に眠るものは、沈黙の中に隠された真理」。吉田真由子は言葉を発した瞬間に失われてしまう意味を見つめ、言葉になる前の「ことば」を探し続けています。今回展示予定の点字を使用したインスタレーションは、私達の中に沈殿し眠っている、言葉に置き換えられることのなかった何かを呼び覚まします。
江幡京子は、お年寄りの部屋を写した写真シリーズを発表します。時を経て、物と人格と記憶の境界が曖昧になり、より一層持ち主である人物の内面や生き様を色濃く反映する「部屋」という小宇宙の切なさや、独特の美しさを表現します。
コラージュ、紙、印刷、文字、写真、様々な方法で人と人の集合体が作る景色を形にしている渋谷奈緒。糸を編む行為を人と人の出会いとして表現するなど、場所に関する独自の記録方法を模索する中で、渡独の経験をベースとしたドローイングはものとものの関係が拡張し、展示空間を超えて「延々に繋がる、所在地の無い風景」へとつながっていきます。
次回TWS-Emerging展覧会に先駆け、TWS渋谷併設のトーキョーワンダーサイトアートカフェkurageにて、出展作家の吉田真由子、江幡京子、渋谷奈緒の作品を展示します。是非ご覧下さい!
日時:
2008年9月3日(水)〜9月17日(水) 10:00〜23:30 (アートカフェ営業時間終了まで)
会場:トーキョーワンダーサイト アートカフェkurage内
吉田真由子プロフィール
江幡京子プロフィール
渋谷奈緒プロフィール





