プロフィール
1965 ブレーメン生まれ、ドイツ
1997 カッセル造形美術アカデミー卒業
現在、ミュンヘン(ドイツ)、ウィーン(オーストリア)在住
主な展覧会
2009 「The Lord Wink Award Istanbul」
art Suemer Istiklal イスタンブール
「Das Mitteltor」 raum500 ミュンヘン
「Fünf」 ギャラリー Kunstarkaden ミュンヘン
2008 「Appartement」 Haus der Freuden ミュンヘン
「A Parasite World We Believe What We See」
Toy-Void-Kammerspiele ミュンヘン
コメント
自らの小宇宙を抱え一人ポーズをとり、アーティストは地下室に潜んでいる。
ドラマチックな風景ではなく、ただ静けさの瞬間が引き延ばされている。
彼はまるでコンピュターゲームにおける地底の創造者を演じているかのようだ。
マーティン・ハストはこのような方法で、どの作品においても絶望的だが陽気でもある瞬間を映し出し、自身の不安かつ欲望を想像的に具現化する。
多種多様な現実空間は隣り合って共存し、相互に融合する、パラレルワールドについて彼の作品は物語っている。その画面には表現世界、表象世界、そして鑑賞者のいる現実世界が混在する多元宇宙(Multiverse) が広がっている。では一体、どこに私たちは存在するのだろうか?
回避不可能な夢、それがハストの芸術的遊戯の追体験である。既知の世界から逃れ、小さな電球が照らす真実の中に私たち自身の光を見つけ出すために。
コメント