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エキジビジョン

バロン吉元の脈脈脈

第9回展覧会企画公募

安蘭高解像度.jpg

  • 会 期:
    2016年02月27日(土) - 2016年03月27日(日)
    休館日:
    2/29, 3/7・14・22
    時 間:
    11:00 - 19:00
    入場料:
    無料
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト本郷 スペースB
    アーティスト:
    バロン吉元

【企画者】エ☆ミリー吉元

バロン吉元は、1950年代に生まれた「劇画」と呼ばれるムーブメントの黄金期を築いた漫画家の一人である。しかし、人気絶頂であった1980年、全ての連載を終わらせ、突如単身渡米。帰国後は漫画家活動と平行し、1985年から絵画制作へ着手。新機軸のスタイルを開始する。

バロン吉元のペインティングは、自身が「生涯、魂の遊蕩児でありたい」と語るその活動遍歴を投影したかの如く、漫画家のコマで展開されてきた劇的な表現が画面上の1シーンに集約されており、これは少年時代に夢中になったという福島鉄次や山川惣治による絵物語の存在が大きく影響している。また、独自に追求する「美」の放射体として体現された「天女・天男」のイメージは、多くの作品において初期の頃より一貫したモチーフとなっている。

今日に至るまで、画家活動においては「龍まんじ」という雅号を用い、漫画とは別にゼロのキャリアから絵画作品を発表し、それぞれ評価がされてきた。

本展では、「幻想」と「覚醒」の世界を行き来する創作活動の軌跡をたどり、1959年の漫画家デビューから現在進行形で展開され続ける制作の脈に焦点を当てる。ポスト・ウォーの目紛しい漫画文化の発展を担った作家が、自由に筆を振り立て続け迎える「経過点」としての今。それは、決して集大成ではなく、未体験のリアリティと向かい合う機会となるだろう。

バロン吉元の実娘であり、同じくアーティストのエ☆ミリー吉元が企画をする「バロン吉元の脈脈脈」。2014年、数百点にも及ぶ初見の作品を倉庫で発見した時の衝撃がすべての発端となっている。


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バロン吉元 《茜と勘一》 1990

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バロン吉元 《十七歳》(『絵梨子のしあわせ』より) 1972


【関連イベント開催!】

■バロン吉元による公開制作
バロン吉元のアトリエを再現した空間で本人による公開制作を行います!

在廊日時:3月5日(土)、20日(日)15:00-18:30


■トーク・イベント「バロンの解剖学会」

バロン吉元の、漫画界からアート界にまで広がるワークスの数々について、また自身のパーソナリティーに至るまでを、ゲストによる独自の目線から分析し、トークを行います。完了形ではなく、今を生きている、また現在進行形で更新され続けているバロン吉元の類い稀なる創作性を共有しませんか。(定員制・要予約・すべて無料)

①荒俣 宏(作家/博物学者)×バロン吉元 (聞き手)エ☆ミリー吉元
3月3日(木)19:00-20:30 ※終了しました。
イベント当日は会場準備のため18:00に閉室となります。
トーク・イベントは18:30より開場となります。

②都築響一(編集者/写真家)×バロン吉元 (聞き手)エ☆ミリー吉元
3月5日(土)19:30-20:30 ※終了しました。
イベント当日は会場準備のため18:30に閉室となります。
トーク・イベントは19:00より開場となります。


③山下裕二
(美術評論家/明治学院大学教授)×バロン吉元※ (聞き手)エ☆ミリー吉元
3月13日(日)16:00-17:30
※イベント当日は会場準備のため15:00に閉室となります。
※トーク・イベントは15:30より開場いたします。

④山田参助(漫画家)×バロン吉元 (聞き手)エ☆ミリー吉元
3月20日(日)19:30-20:30
※イベント当日は会場準備のため18:30に閉室となります。
※トーク・イベントは19:00より開場いたします。


第9回展覧会企画公募「バロン吉元の脈脈脈」の関連企画のトーク・イベント「バロンの解剖学会」にご出席予定でした南嶌宏氏が、2016年1月10日ご逝去されました。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げます。3月13日(日)のトーク・イベントは、山下裕二氏をゲストとしてお招きし、内容を変更して開催いたします。


以下、企画者のエ☆ミリー吉元よりコメントです。

3月13日に予定をしておりました、南嶌宏先生とバロン吉元によるトークイベントは、南嶌宏先生が2016年1月10日に急逝されたことを受け、イベントの内容を変更し、山下裕二先生にご登壇頂く運びとなりました。

突然のご逝去の報に、ただただ呆然としております。大学卒業を間近に控え、卒業後の進路に悩んでいた時、父親の作家活動をプロデュースすること、その背中を強く押してくれたのは、南嶌先生の「今絶対にやるべきだよ」という一言でした。

南嶌先生にこれまで教えて頂いたこと、ひとつひとつを胸に、これからも頑張ります。

ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、南嶌先生のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。


■予約方法■

トーク・イベントに参加ご希望の方は
・希望するイベント(①~④)
・お名前
・人数
・電話番号
・返信先メールアドレスまたはFAX番号
を記入の上、件名を「イベント参加希望」として下記あて先へ送信ください。

E-mail: easp2015(at)tokyo-ws.org (※(at)を@に変えてください)
FAX: 03-5689-7501 (TWS本郷)

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