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コンサート

TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL Vol.8 ― TEFパフォーマンス

  • 会 期:
    2013年10月18日(金) - 2013年12月08日(日)
    入場料:
    各公演による
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    後 援:
    東京ドイツ文化センター、ポーランド広報文化センター
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト渋谷
今回で8回目となるTOKYO EXPERIMENTAL FESTIVALは、日々新しい文化が生まれ、様々な文化が交錯する都市・トーキョーで、実験的な公演・展示を一挙に開催するサウンド・フェスティバルであり、国内外から新しい表現を志向する次世代のアーティストが集います。
その中でTEFパフォーマンスは、TWS渋谷を会場として展開します。テクノロジーを駆使するもの、コンセプチュアルなもの、ジャンル横断的なもの、独自の演奏技術や楽器を用いるもの等、タイプは様々ですが、どれも実験的な姿勢を体現する公演となるでしょう。

●申込み方法●
氏名、電話番号、ご希望の公演名と日時、チケット枚数をご記載のうえ、件名を「フェスティバル申込み」としてEmailもしくはFaxでお申込みください。
E-mail: tef2013@tokyo-ws.org    
Fax: 03-5766-3742
※各公演とも、定員になり次第締め切らせていただきます。
※公演日前日の17時をもってご予約の受付は終了いたします。当日券につきましては予約受付終了後、こちらのページをご覧ください。

※プログラム内容や出演者はやむを得ず変更される場合がございます。予めご了承ください。

※公募プログラムの審査員による講評についてはこちら
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<推奨プログラム>
快快FAIFAI「6畳間ソーキュート社会」

日時:2013年10月18日(金)、19日(土)15:00-/19:30-
         10月20日(日)13:00-/17:30- 
チケット:2500円 

空想世界の完璧さと現実世界での不自由さの間に生じる軋轢が人間の矛盾。その普遍的な矛盾は行動に綻びを生む。綻びは人間に空想させ、空想に恋する人間からまた新たな綻びが生まれる。まるでこどものように純粋で不完全なその綻びとは人間であり、その人間を目の前で提示できることが演劇の最大の武器なんじゃないか。

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【プロフィール】
2008年結成。東京を中心に活動する劇団。演劇という枠に揺さぶりをかけ続ける「Trash&Freshな日本の表現者」として国内外で注目を集める。2010年代表作「My name is I LOVE YOU」でスイスのチューリヒ・シアター・スペクタクルにてアジア人初の最優秀賞受賞。2012年「りんご」が第57回岸田國士戯曲賞候補となる。また、メンバーの佐々木文美(舞台美術)はトーキョーワンダーサイト2013年度国内クリエーター制作交流プログラムに参加。http://faifai.tv

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福崎星良とまぶたの星「象牙の塔―Tour d'ivoire」

日時:2013年10月25日(金) 19:30-
チケット:2000円

Theatre act x Projection image x Performance 過去から未来までを「見続ける」盲目の女と、時代とともに変化してゆく男。爆撃音が聞こえてくるが--。舞台装置としての映像が想像と現実を映し出す。演劇、映像、パフォーマンスを融合した新たな表現。従来の「お芝居」の枠組みに囚われることなく、<生=即時性>を意識しいくつものメディアを縦横無尽に行き来する。近代以降の社会が抱える問題点、歴史上描かれてきた女性像を通して、社会の反映としての男性像との関係性を表現していく。

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【プロフィール】
1988年生まれ。北米のアートスクールに高校留学する。イラスト、ビデオアート、映画、ドキュメンタリー、アニメーション、写真等幅広く制作。早稲田大学川口芸術学校在学時には3年次終了制作作品「Come Wander With Me」が渋谷アップリンク、恵比寿映像祭で上映される。4年時にはアップリンクより短編映画製作を委託され、脚本、撮影、編集、監督の4役をこなす。制作活動が早稲田大学より評価され芸術学校初の小野梓記念賞芸術賞を受賞。表現舞台「象牙の塔」を制作。主演女優はダンサー・アーティストの神田彩香、繊細さと底知れない力で体当たりな表現に挑む。男役、饗庭廉人は早稲田大学川口芸術学校の映画監督をめざす現役生。

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松任谷万璃 & アニー・ゴー「Morpholexical Ping Pong」

日時:2013年10月27日(日)18:00-
チケット:1000円

自作センサー楽器(手袋とセンサーボックス)、生の声、スーパーコライダー、グーグルを駆使し、日常で生じる対話での聴覚の誤解やエラーを中心とした、複数の言語における言葉のひびきと意味、その間に生まれる関係性を追求しながら音素コラージュを作り上げて行く二人のプレーヤーによる即興対話。

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【プロフィール】
留学先のベルリンで出会ったロンドンとバーミンガム出身の二人が、「音」と「言葉」の現象に関してのお互いの興味をきっかけに共同制作を始める。現在ベルリン芸術大学にてアート、メディア、音楽の境界を追求し続けている。

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パウチ・ササキ「GAMA VI」

日時:2013年10月27日(日)19:00-
チケット:1200円

"GAMA VI"は2012年初めより3年がかりで取り組んでいる、マルチメディアのソロ・パフォーマンス。インタラクティブな楽器の開発を通じて拡張という概念の探求に焦点を当てている。概念的に、あらゆる拡張の試みにおける主な原動力は相互作用性だと言える。自然からの詩的なイメージを音のパラメーターに変換させる試みをおこなっている。例えば、潮の流れが動き、つながり、情報の膨大な流れを生じる。この場合、潮の濃度、強さ、スピードが音のパラメーターになぞられ、これらの類似性がエレクトロニクスとアコースティックな楽器の両方を用いた作曲へのインスピレーションとなっている。

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【プロフィール】
作品、空間、観客の相互作用を促す多方面に渡るリサーチを行い、創作活動を行う日系ペルー人アーティスト。ダンス、映画、演劇、インスタレーション、マルチメディアパフォーマンスとリンクするプロジェクトに積極的にコラボレーションしている。パフォーマーや作曲家として、ペルー、アメリカ、日本、スペイン、チリ、スイスで行われたフェスティバルに招かれている。リマ国際ラテン・アメリカ映画祭、ペルーのナショナル・フィルム・カウンシルにて最優秀オリジナル音楽賞を受賞。

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<推奨プログラム>
木埜下大祐「東京ファウスト 1幕のインスタレーション・オペラ」

日時:2013年11月2日(土)19:00-
                  11月3日(日)14:00-/18:00-
チケット:2000円

ゲーテが書いたものから、ゲーテにそれを書かせたものへと至る試み。 2012年TWS国内交流クリエーターの潘逸舟、二藤建人とともに、文学・音楽・アートの存在の必然的一致の可能性をインスタレーション・オペラという形態で探る。
原作:J.W.ゲーテ/作曲・演出:木埜下大祐/演奏:アンサンブル・東京ファウスト

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【プロフィール】
金沢市出身。ブレーメン芸術大学卒業。グイヤンシンフォニーオーケストラ首席フルート奏者を経て、ソリストに転出。現代音楽シーンで活躍、作曲家としても様々なアーティストと共同制作を行う。アジア同時代音楽協会(ADOK)会長。福山平成大学非常勤講師。日本・フィンランド新音楽協会会員。2012年トーキョーワンダーサイト国内交流クリエーター。
 
協力:東京ドイツ文化センター、アジア同時代音楽協会(ADOK) 
特別協賛:菊乃や
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土肥絵里香 & カルロス・コーデイロ「メタモフォーシス」

日時:2013年11月4日(月・祝)19:00-
チケット:2500円

「メタモフォーシス」は二つの有名な作品、ベリオ「セクエンツァⅣ」、ブーレーズ「ドメーヌ」を出発点として、空間的、物理的、視覚的に変化していくパフォーマンスである。観客が五感を使って参加し、相互に作用しあうことで、偶然性と確率による効果を生み出しながら、即興性の高いパフォーミング・アート的な演奏を展開する。

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【プロフィール】
土肥絵里香(ピアノ)/大阪生まれ。10歳でクラクフ・フィルハーモニー管弦楽団とポーランド・ワルシャワのフィルハーモニアホール、大阪いずみホールで共演する。20歳でニューヨークカーネギーホールデビュー。ロンドンのクイーンエリザベスホール他、イギリス各地でコンサートを行い、2007年にはマンハッタン音楽大学のプロモーションビデオに出演、2011年3月には同大学のアンサンブルの一員として出演、ニューヨークタイムズで高評価を受ける。日本でも「朝の光のクラシック」、NHKFMの「名曲リサイタル」、リーガロイヤルホテル「Rの音楽会」などに出演する。バンフジャズ音楽祭、ノーフォーク音楽祭など、海外の様々な音楽祭に出演している。15歳で渡英。パーセル音楽高校を卒業後、渡米、ニューヨークのマンハッタン音楽大学卒業、さらに奨学金を得て、同大学院コンテンポラリー科を卒業。2013年ストニーブルック大学博士課程に進学。

カルロス・コーデイロ(クラリネット)/ポルトガル出身、クラシック音楽から現代音楽、伝統的音楽からエレクトロニカまで、クラリネット奏者カルロス・コーデイロは、幅広いレパートリーを持ちながら、特に現代音楽に力を入れている。最近では、「サンタ・フェー音楽祭」でクラリネットトリオとして、マグナス・リンデバーグ、ジョアン・ワングと共演、リッキー・イアン・ゴードンの「オルフェオとエウリディーチェ」をアムステルダム「ゴーダマス音楽祭」で演奏している。エクスペリメンタルグループのloadbangとメトロポリスアンサンブルの一員としても活躍中である。

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タナツ・モダバー_ピエール・ムルレ「Harmony for vanishing points」

日時:2013年11月8日(金)19:30-
チケット:1200円

このプロジェクトにおける脱・物質化は、点と線で構成された可動構造から引き出されたスコアを解釈することで始まる。音楽作品はこの空間モデルから引き出されたスコアの読み取った結果である。オクトフォニック・システムを通じて、セタールとアコーディオンの演奏はコンピューターの変形システムと電子音楽によってサポートされる。

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【プロフィール】
ピエール・ムルレとタナツ・モダバーは2010年より共同でパフォーマンス型のサウンド・インスタレーションに取り組んでいる。アコーディオン奏者であるピエール・ムルレがパリ地方音楽院にて電子音響を学んだ一方、タナツ・モダバーはイランで建築、西洋音楽、ペルシア古典音楽を学んだ。フランスとイランという二人の出自から、自分たちのルーツと脱・物質化の概念を結び付けて考えている。音の物質力、構造、ジェスチャーを探求している。

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安野太郎「安野太郎のゾンビ音楽『カルテット・オブ・ザ・リビングデッド』」

日時:2013年11月9日(土)19:00-
チケット:2000円

ゾンビ音楽はゾンビと呼ばれるロボットによる、人間の為の人間には未到だった音楽。ゾンビとロボット、全く別の存在だったものが、この音楽では結びついた。TEFでは、ゾンビ四重奏による演奏にオリジナル映画の上映を加え単独公演を行う。

―――ゾンビ!脳死的自動人形。人間の傲慢さの象徴! ロボット!無能的自動人形。人間の可能性の象徴!
(クリス・リアル原作 「ZOMBIE VS ROBOT」 より)

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【プロフィール】
作曲家。79年生まれ。日伯ハーフ。いわゆるDTMやエレクトロサウンドとしてのコンピュータ・ミュージックとは違う軸でテクノロジーと向き合う音楽を作り発表してきた。代表作に『音楽映画』シリーズや『サーチエンジン』等がある。最近は西洋音楽でも民族音楽でもない音楽『ゾンビ音楽』を樹立し、それを世に問うことに心血を注いでいる。2013年3月に初のCD『安野太郎のゾンビ音楽 デュエット・オブ・ザ・リビングデッド』をpboxxレーベルよりリリース。

助成:2013年度横浜市先駆的芸術活動支援助成
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ウーゴ・モラレス・ムルグイア+ディエゴ・エスピノーザ
「アイテム/マシーン/ボディー」

日時:2013年11月10日(日)19:00-
チケット:800円

「もの・機械・身体」は高度に洗練された音の表現手段として日用品、伝統的な楽器、身体を使い、それぞれと等しく対峙することで西洋の音楽観を探求し、拡張するプログラム。車のラウドスピーカー、集積された電源から発生した電磁場のようなラフなものから、洗練されたピアノ、非常にシンプルなトライアングル、ハイブリッド改造された南米の箱カホンまで、パフォーマーは全ての楽器を同じように洗練されたテクニックで、情熱、音楽的な重要性を等しく感じながら演奏する。

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【プロフィール】
作曲家/パフォーマーによるデュオ。楽器の価値とパフォーマンス・パラダイムの探求、拡張を試みている。彼らの作品は、テクニック、音の物理的処理、テクノロジーを駆使して従来の音楽の原則に立ち向かうだけでなく、もっとも単純なものから複雑なものを含めて、身の回りのものの中に音楽を見つけようという提案を投げかけている。

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※TEFサウンド・インスタレーション
(企画の内容により、TWS渋谷にて3日間に凝縮して開催)
<推奨プログラム>
グスタヴォ・チリアコ 「A room of wonder | Tokyo」

会期:11月15日(金)、16日(土)、17日(日) 14:00-19:00


A room of wonderは、近代的な博物館の原型であるルネサンス期の「驚異の部屋」から着想を得て、アーティストたちの驚きのコレクションを展示空間にリアルタイムで組み入れた体験型ミュージアム。様々な分野から、性別、経歴、生活、アート活動歴、想像力、年齢の異なった日本のアーティストが集まって共同作業を行った。


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【プロフィール】
リオデジャネイロとリスボンに拠点を置くパフォーマンス、アート作家。政治科学でキャリアを開始した後、ダンスやコンテクスチャルな作品制作に移行。ダンス、演劇、建築、美術史、パブリック・アートの要素を持つ彼の作品には、歴史的、物質的、感情的なコンテクストと対話がみられる。世界各地で作品を発表。2012年、TWS海外クリエーター招聘プログラムに参加。
gustavociriaco.blogspot.com

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登崎榮一 小西徹郎 「BCD Sound Performance」

日時:2013年11月19日(火)~22日(金)[展示]
        2013年11月23日(土)17:00- [パフォーマンス]
チケット:1500円 *展示は入場無料

コンピューター遠隔両手入力装置を使用し、登崎によるリアルタイムのBCDドローイングは、アルゴリズム変換された音源を伴ったプロジェクション映像となる。その身体・映像・音源に、小西はBCDストラクチャー分析に基づく作曲をトリガーとし、トランペットの即興演奏をリアルタイムで重ねる。
*2013年11月19日(火)~23日(土)でBCDドローイング関連の展示あり

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【プロフィール】
登崎榮一/ アーティスト・哲学者。自身の視覚的リズム論に基づき両手によるドローイング(BCD)をアートとして30年間実践。モナシュ大学アート&デザイン及びディーキン大学でドローイング・芸術哲学等の教鞭をとる。展覧会・ワークショップ・論文多数。メルボルン大学哲学科フェロー。豪メルボルン在住。

小西徹郎/カナダNY韓国など国内外で舞踊のための音楽を多数制作し海外の新聞雑誌などのメディアで評価を得る。また他分野とのコラボレーションにも力を入れており音楽に限らず執筆や演出、教育にも携わっている。日本音楽舞踊会議、(社)Wasabi 理事。

後援:日本音楽舞踊会議 (社)Wasabi Music Entertainment.   八王子音楽院
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<推奨プログラム> 
ヤロスワフ・カプシチンスキー
「Where is Chopin?―インスタレーション&インターメディアリサイタル」 

日時:2013年11月19日(火)― 24日(日)[インスタレーション]
    2013年11月23日(土)、24日(日)19:00-[パフォーマンス]
チケット:1000 円 *インスタレーションは入場無料 

《Where Is Chopin? 》は世界中の人々の心、表情に音楽の跡を探すインスタレーション。制作に当たり、東京、サンフランシスコ、ウェリントン、シドニー、ソウル、北京、エルサレム、ヘルシンキ、ブエノスアイレス、サンティアゴ、メキシコシティでそれぞれ150人の聴衆を集めて私的なコンサートを実施して収録した。コンサートでは、カプシチンスキーのディスクラビアの演奏により、ビデオ・プロジェクションがライブで制御される。また、世界初演となる《篳篥と映像のためのPossible Bird》を含む、その他のインターメディア作品も合わせて上演する。(ゲスト出演:中村仁美 [篳篥])

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【プロフィール】
インターメディアの作曲家、ピアニストで、その作品はNY現代美術館、ZKM、ポンピドゥーセンター等で発表されている。ロカルノ・ビデオアート・フェスティバル(1993)、モントリオール ニューフィルム・ニューメディア国際フェスティバル(2000)等受賞多数。ワルシャワ・ショパン音楽院、カリフォルニア大学サンディエゴ校で学び、現在スタンフォード大学で教鞭を取る。

助成:スタンフォード大学日本基金
協力:ポーランド広報文化センター、ヤマハ株式会社
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安井寛絵+松宮圭太+渡邊裕美「サキソフォーン、エレクトロ二クスによる空間表現の現在」

日時:2013年11月26日(火)19:00-
チケット:2500円

フランスで活動する演奏家、作曲家、音響リアリゼーターによるプロジェクト・パフォーマンス。新曲初演を含むサックスと電子音響によるミクスト作品を4作品紹介し、リアルタイム音響とマルチチャンネルスピーカーによる空間表現のデモンストレーションおよび解説、そしてサックスと電子音響による三者コラボレーションの即興演奏を加えたプログラムとなっている。専門の異なる三者による音楽の現在への追求、およびテクノロジーと伝統的音楽表現の現在を、解りやすい形で日本の観客、来場者に味わって頂きたい。

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【プロフィール】
安井寛絵/東京芸術大学卒業後、パリ国立高等音楽院、第三課程DAI現代音楽演奏科、即興演奏科、室内楽科に在籍し研鑽を積む傍ら、パリ近郊の音楽院にてサキソフォーン教授として後進の指導にも当たっている。在学中に数々のコンクールにて優秀な成績を修める。電子音楽や映像を用いた現代音楽作品の研究を精力的に行い、数々の作曲家の初演を行っている。

松宮圭太/東京芸術大学大学院修了後、パリ国立高等音楽院作曲科にて作曲、分析、指揮を学ぶ。2011年フランス国立音響音楽研究所(IRCAM)にて研究員。武生作曲賞受賞者。クラングシュプーレン音楽祭、武生国際音楽祭、サントル・アカント、統営国際音楽祭などにおいて作品が取り上げられる他、ラジオ・フランスの音楽番組において作品が紹介されている。

渡邊裕美/東京芸術大学大学院修了後、エリック・サティ音楽院、パンタン音楽院にて電子音響音楽を学び、サン=テティエンヌ大学大学院にて音響リアリゼーションを学ぶ。 CCMC2011にてACSM116賞を受賞。 2007年から2009年までロータリー国際親善奨学生の他、SACEMの奨学金を取得。今秋には、ラジオ・フランスGRM主催、Banque d'essaiにて作品が演奏される予定。

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ヴァリヨ・アンサンブル「月に憑かれたピエロとその影」

日時:2013年11月29日(金)19:30-、30日(土)17:00-
チケット:2500円

シェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》に、ベルリン在住のフィンランド人作曲家ヒューティアイネンによる3つの影の作品を融合させた実験的な音楽劇。影が物体に従うように、ヒューティアイネンの夢の影も、原曲に手を加えることなく補完する役目を果たす。そして、影が物体から徐々に独立するように、この作品の3つの影も終盤に向かうにつれてオリジナルから離れ、自分のアイデンティティーを探るようになる。

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【プロフィール】
シェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》から着想を得た音楽劇創作のため、5人の演奏家とアンニカ・フールマン(歌手)、ミーカ・ヒューティアイネン(作曲)、ヤーッコ・ノウシアイネン(演出)が結成。 ヒューティアイネンとノウシアイネンは、これまでにもコラボレーションを行ってきたが、この作品では、シェーンベルクの連作歌曲と、フールマンによる夢日記のテキストに基づいたヒューティアイネンの新作を融合した。「ヴァリヨVarjo」とはフィンランド語で「影」 の意。

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トレーシズ・コレクティヴ 「Input Place in Space A」

日時:2013年11月30日(土)19:00-
チケット:1500円

「Input Place in Space A 」では、パフォーマンスを行う空間自体の間取りをオープンスコアとし、音、言語、動きを探求する試みである。これらの多層的なスコアは、空間そのものを改良する過程を経て、最後に「Input Place in Space A」を出現させる。空間にある過去や連想される場所の反響、影を辿り、環境そのものの共鳴を引き出す。

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【プロフィール】
TRACES COLLECTIVEは米国、英国、ドイツ、オランダのアーティストによるマルチメディア・リサーチ・プロジェクトとして2012年に設立。時空間に関わる作品を生み出すため、著述家、作曲家、振付家を中心に、言語、動き、音を出発点とした関係性を探求している。初年度はドイツと英国で、公演とワークショップを開催した。

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ドゥドゥ・ツダ「Le Temp Suspendu」

日時:2013年12月1日(日)19:00-
チケット:1000円

時が止まったかのような、また、すべての物が静止したかのような、どこかノスタルジックな感覚を作り出す音のイメージに取り組んだ没入型の4チャンネル・サウンド・パフォーマンス。エディットされ、空間に配置されたサウンドと、ピアノの生演奏が深遠で静寂な雰囲気を作る。

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【プロフィール】
様々な音楽の分野で活動するアーティスト。サンパウロ・カトリック大学(PUC/SP)に在籍中。様々なレジデンス・プログラムに参加。多数のインタラクティブインスタレーションを制作している。Telemusikの一員としても活躍し、また個人では電子音響を使ったポップで交響的なアレンジを集めたオーディオ・ヴィジュアルや、幾何学的なビデオアートを展開している。

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エックス・イースター・アイランド・ヘッド「Duo for TEF」

日時:2013年12月3日(火)19:30-
チケット:800円

プリペアド・ピアノならぬ、プリペアド・エレキギターを竹やマレット、金属の鍵で叩き/かき鳴らし/弾くとともに、テープや打楽器を含む様々な道具を使って演奏。初の西欧以外での公演となるDuo for TEFでは、催眠的な打楽器のリズム・パターン、カリヨンのようなチャイム、微分和音により、独特な音の世界が創出されるだろう。

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【プロフィール】
リバプールの音楽集団Ex-Easter Island Headは、シンバル、ベル、シンギング・ボウル等の打楽器のほか、細工を加えたエレキギターをマレットで叩いて演奏し、無限に豊かな音色を引き出す。ソロ、デュオ、カルテット、大規模なアンサンブル等、様々な形態で活動し、多くのイベントに出演。2013年秋、Low Point records (UK)より新作を発表予定。

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ダンスコンブ/ ゴリンスキ/ ハーマン トリオ + ハラダ/ イノウエ/ オガワ
「Cartography Event and Resonance:Decay」

日時:2013年12月5日(木)19:30-[パフォーマンス]
               12月6日(金)― 8日(日)[インスタレーション]
チケット:1200 円 *インスタレーションは入場無料

"Cartography Event"というパフォーマンスと、"Resonance/Decay"というインスタレーションの2部から成る作品。"Cartography Event" は、パフォーマンス空間をマッピングし、形付ける1時間の特徴的な音響イベント。"Resonance/Decay" はその後の情緒的、文化的、物理的な残響を検証する。パフォーマンスの録音が後に続く3日間、デジタル信号処理が施されながらスペースに繰り返し流される。

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【プロフィール】
サミュエル・ダンスコンブ/クラリネット、サウンド・アート、音響エンジニア(AUS/USA) www.samueldunscombe.com 
ジュディス・ハーマン/チェロ(AUS/USA)
クリス・ゴリンスキ/打楽器、音響エンジニア(USA)
Harada Kouhei/Max/MSPプログラマー、ギター(日本)
イノウエみゆき/ヴォーカル、パフォーマンス(日本)
小川道子/クラリネット、バスクラリネット(日本)

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サトシ カクタ トリオ「セッション #8」

日時:2013年12月7日(土)19:00-
チケット:1000円

映像を可聴化すると同時に音を可視化すること。音の変化が映像の変化をもたらし、映像の変化が音の変化をもたらすよう構成されたマトリックスで、併存する『聴こえる音』、『見える音』、『見える映像』、『聴こえる映像』をリアルタイムで生成し、最良の状態に調合し、視覚的聴覚的双方のメディアより提示を行う。

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【プロフィール】
角田 聡/ビデオカメラ、テクトロニクス650HRモニター、ビデオスイープジェネレーター、サウンドミキサー
後藤 剛/オシレーター、サウンドミキサー、イコライザー  
細野 拓也/オシレーター、ディケードフィルタ

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モノlith 「a rotation within the mindscape」

日時:2013年12月8日(日)18:00-
チケット:1500円
※アフター・トークあり

私達の生活環境には、様々な目に見えないものが飛び交ってる、例えば電波だったり、放射線だったり、それらは物にあたっても微細なので、耳に聞こえる程の音を発する事はないが、もし、それらがスーパーボール大の大きさだったら、私達の生活空間には、「どんな音が潜んでいるのだろうか?」それを確認しようとし創作した。

ゲストダンサー: 北岡恵里香、アイコ

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【プロフィール】
2012年7月に川口市立アートギャラリー・アトリアで行った「海のライン」の制作を機に結成された。たむらひろし(tamuranmusic)と山田ビヨンドの二人組。表裏一体、薄皮の一枚といった、何かを隔てている、その一枚を表現する為のサウンドアートプロジェクトとして「NEWBGM」をコンセプトとしている。
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