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エキジビジョン

TWS-Emerging 200/201/202/203

200 平川 正 [永遠に新しい朝] / 201 小林あずさ [ハニカムユートピアへようこそ] / 202 西村 有 [運ばれる景色] / 203 三瓶玲奈 [poi]

1_201_kobayashi_web.jpg 小林あずさ 《私は眠りを願わない》 2012 パネル、綿布、アクリル、鉛筆

  • 会 期:
    2013年07月06日(土) - 2013年07月28日(日)
    休館日:
    7/8、7/16、7/22
    時 間:
    11:00 - 19:00
    入場料:
    無料
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト本郷
    アーティスト:
    平川 正、小林あずさ、西村 有、三瓶玲奈
2001年の開館以来トーキョーワンダーサイト(TWS)は、様々な分野の若手支援、育成のプログラムを行ってきました。そのひとつであるTWS-Emergingは、若手アーティストの登竜門としてはじまった公募展「トーキョーワンダーウォール(TWW)」と連携したプログラムです。毎年TWWでは約1000名の応募者の中から100名の入選者が選ばれ東京都現代美術館で展示を行います。さらにその中から14名の入賞者が東京都庁内の空中歩廊などのパブリックなスペースに展示する機会を得ます。
TWS-Emergingは、この100名の入選者の中からTWSでの展示希望者を募り、審査を経て選出された作家をTWS本郷にて展示するものです。本年度は20名が選ばれ、4名ずつ順に紹介していきます。選ばれた作家たちには個展の開催にとどまらず、TWSでの様々なイベントやワークショップへの参加、さらにはTWS渋谷での展示(TEAM)やTWS青山のクリエーター・イン・レジデンスを拠点にした海外レジデンスとの交換プログラムへの派遣なども視野に入れ、各作家の活動をさらに広げることを目的とした支援を行っています。
オープニングイベント | 7月6日(土)
15:30~17:00 アーティストトーク (ゲスト:嘉藤笑子氏)
17:00~19:00 交流会
【嘉藤笑子氏 略歴】
Art Autonomy Network [AAN] ディレクター / キュレーター。跡見学園女子大学 / 武蔵野美術大学兼任講師。
日本橋大伝馬町のクリエイター集合体"Creative Hub131"に拠点を置き、国内外のアートプロジェクトのアーカイヴやアーティストネットワークを手掛ける。「P+Archive」(Tokyo Art Research Lab; 東京文化発信プロジェクト室、NPO法人アート&ソサエティ研究所、2010)に講師として参加。「Drifting Images:日韓交流写真展」(2012)、「アート・シンクロ展~アートが世界をつなぐもの~」(2012)、「大江戸町人アカデミー」(2012)などアートイベントや展覧会を多数企画運営している。向島学会理事 / 神山アーティスト・イン・レジデンス(徳島県神山町)の評価委員(2005年~)継続中。著書・訳書・カタログ執筆など多数。
http://a-a-n.org/

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200 平川 正 [永遠に新しい朝]

彫刻に、とりわけ木を彫る事に関わりが深くなるにつれて、そこで起こっている事を正確な言葉で表す事の難しさがどんどん強くなっていくのを感じます。木を彫る事でしか語り得ないものは、そのままにしておきたい。完成したと自分で思えるものに、 不必要な色を塗りたくる事はないのではないか、と思うのです。

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≪完璧な一日≫ 2012 木

201 小林あずさ [ハニカムユートピアへようこそ]

既に知っている物を繋げ、知らない物を見る行為。この感覚が持つ判断への希求を行う事、これを芸術と呼んで良いのなら制作は自分の既知の術を用いて、未知を捕獲する罠と同様の構造を持つと考えている。動物の行動の合理性、社会性、それに反する不可解な行動を中心に生物を作品に引用する事により、私は制作の中で比喩レベルでの狩猟を行っている。
ハニカムとは蜂の巣の構造を指す。ハチが巣作りをするように、生物は行動により形を構築し、労働の集積により空間を拡充する。
自身も制作によって蜜集めをする様に空間を充填して行く。

2_201_kobayashi_web.jpg≪ハニカム≫ 2012 木、アクリル

202 西村 有 [運ばれる景色]

目に映った私の風景は、その時その場所で見えた大きさで画面に点在していく。
小さな風景の断片が一つの画面に同居していくと、矛盾と共に認識出来ない形象が立ち現れる。
そうして見えてくるもう一つの風景は、空間の中に漂う光や空気など に取って代わり、このような不可視なカノンに運ばれることによって、自分の意識の及ばない普遍的な景色へと変わっていけるのではないだろうか。

1_202_nishimura_web.jpg

≪通りすがりの風景≫ 2013 キャンバス、油彩

203 三瓶玲奈 [poi]

絵を描きたいと思います。
それは漠然としたことではなく、ものを見た時に思うことです。
しかしそのとき見たものといわゆるイメージとは必ずしも一致しません。
そのことは不思議でもあり、当然のようでもあります。
見るという意識が働く時、目に留まるという時、その理由はそのことが起きたこと。なぜ描くのかということに関して今はまだ、説明がつきません。必要があるかもわかりません。
それでも、描けるうちに、たくさん描きたい。そのように思います。

203.jpg

≪不親切なステップ≫ 2012 キャンバス、 油彩

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