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エキジビジョン

TWS-Emerging 176/177/178/179

176 二藤建人 [不測に向かって放り込む] /177 川久保ジョイ [Speak the Unspeakable] /178 小山 篤 [MAN MACHINE] /179 松尾勘太 [境界とその周辺]

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  • 会 期:
    2012年05月12日(土) - 2012年06月03日(日)
    休館日:
    5/14・21・28
    時 間:
    11:00 - 19:00
    入場料:
    無料
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト本郷
    アーティスト:
    二藤建人、川久保ジョイ、小山 篤、松尾勘太

TWS-Emergingは、トーキョーワンダーウォール(TWW)の入選者100名の中から希望者を募り、審査を経た後、TWS本郷にて個展を行う企画です。本年度は、5月から8月までの4ヶ月間を通して各4名、総勢16名の若手アーティストを個展形式でご紹介いたします。
2012年度第1回目のTWS-Emergingでは、二藤建人・川久保ジョイ・小山 篤・松尾勘太をご紹介いたします。

二藤建人は、 トーキョーワンダーウォール公募2011立体部門で審査員長賞を受賞。
「アクションと彫刻」をテーマに、事物が立ちあがるプロセスの提示する≪stand point≫、凧糸を張り巡らせた空中に石膏を投げつける事で虚空に形を出現させる≪catch the air≫などのシリーズで注目を集める作家です。
今回は、内部の流動性を見ることのできない混濁した泥の中に石膏を流入させ、重力と浮力の狭間で、予測不可能な形が生成される様をご覧頂きます。
(展示初日の12日(土)には、実際に泥水に石膏を流入させ、その流動によって生まれるかたちを取り出します。こちらのアクションも作品の一部として、是非ご鑑賞ください。)

川久保ジョイは、様々なコマーシャル・ギャラリーやスペースでその作品を鑑賞出来る、現在活躍中の写真家です。今回は、20日間の会期をとおして、展示会場そのものを大きなピンホール・カメラの一部として出現させます。TWSというオルタナティブなスペースでしか出来ない挑戦です。
(※展示会場に一部完全暗室となる箇所がございます。)
尚、川久保の写真作品は会期中、ほぼ同時開催で他ギャラリー(「The Heaven Underground」「Before night falls」※外部リンク)においてもご覧頂けます。

小山篤と松尾勘太は絵画作品を展示いたします。
小山は、一度美大に入学しながらもアートを離れ、数学を学び直し、そして再び自身の好奇心に従い、あらためて「描く造る」行為にたちかえった経緯をもつ作家です。
興味はあるが理解出来ないオブジェクトを自分なりに解き明かし、理解する手立てとして絵を描き、作品がうまれます。彼の興味の拠りどころや解明プロセスが痕跡としてアウトプットされるのです。
松尾は、薄暗い風景のなかに、人間あるいは非人間的な、はたまた異次元のオブジェのような表情を削がれた得体の知れぬ像を描き続ける作家です。人間のような・人間ではないような、もしくは、生物のような、生物では無いようなその奇形(そしてそれらを描き続ける作家の反復)は、社会的抑圧の中で生きる人間のグロテスクな性的タブーや生死への思考へと鑑賞者をいざないます。
4名の作家によるそれぞれの濃密な空間を是非ご堪能ください。


■ 関連イベント
: 

オープニングイベント  日時:5月12日(土)

15:30~19:00 アーティスト・トーク+交流会
    ゲスト: 近藤健一氏 (森美術館 アソシエイト・キュレーター)
二藤建人は、作品の一部として、トークとして設定された時間に、パフォーマンスを披露します。およそ30分~40分を予定しております。
  
スケジュール(目安)
15:40-16:00  松尾勘太
16:00-16:20  小山 篤
16:20-16:40  川久保ジョイ
16:40-17:20   二藤建人 (パフォーマンス)
             
二藤建人によるパフォーマンス終了後 
18:00-
◆交流会
◆舞踏ソロ「ニグレド」 
※二藤建人企画 
振付、演出: 小林優太(大駱駝艦 ※外部リンク) 
美術: 二藤建人
会場: トーキョーワンダーサイト本郷1F
18:00頃より (およそ30分)
≪入場無料≫
「ニグレド」とは錬金術における最初の工程で、一度卑金属を黒化(腐敗)させる事を示すという。
今回の二藤建人による「不測に向かって放り込む」のコンセプトおよび公開制作(パフォーマンス)を受け、小林氏が自作の舞踏を披露します。


 

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二藤建人 ≪standpoint≫ 2011、石膏、麻、コンテナ


 
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川久保ジョイ ≪The medium≫2011、写真


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小山 篤 ≪MACHINE≫ 2011、キャンバス、油彩

 
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松尾勘太 ≪遠くへ行くひと≫2012、キャンバス、油彩、木炭

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