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コンサート

TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL― SOUND,ART & PERFORMANCE vol.6

  • 会 期:
    2011年12月05日(月) - 2012年01月31日(火)
    入場料:
    各公演による
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    助 成:
    財団法人アサヒビール芸術文化財団
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト渋谷、トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンス、東京ウィメンズプラザホール
    ◎申込方法
    氏名、電話番号、ご希望の公演名と日時、チケット枚数をご記載のうえ、件名を「フェスティバル 申込み」として、E-mailもしくはFAXにてお申し込みください。

    E-mail:performingart11@tokyo-ws.org FAX:03-5766-3742

    ※定員になり次第締め切らせていただきます。また、公演前日の17:00をもってご予約受付は終了いたします。当日券につきましてはこちらのウェブページをご参照ください。
日々新しい文化が生まれ、交錯する都市・トーキョー。誰も体験したことのない実験的な公演を一挙に上演するサウンド・フェスティバルに、常に新しい表現を模索する次世代のアーティストが、世界各地から集います。東日本大震災という未曾有の災害を受けて、今後、東京そして日本はどのような方向に進んでいくべきか、いま、本当に必要とされている「実験」とは?
今年度の企画公募による入選者、昨年度の受賞者、さらには招待アーティストも参加して、全24公演を行うほか、世界最高峰の現代音楽グループ、アンサンブル・モデルンによるアカデミーでは、「東洋×西洋の新しい伝統へ向けて」をテーマにした公開舞台制作も行います。
また、「現代日本の音楽家と出会う」では、ピアニスト・指揮者として活躍中の中川賢一氏によるメシアン《鳥のカタログ》全曲演奏公演と、ジョン・ケージ・オールナイトライヴを開催します。

TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVAL
SOUND, ART & PERFORMANCE- Vol.6 公演概要

会期:2011年12月20日(火)~2012年1 月27日(金)
会場:トーキョーワンダーサイト渋谷

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受賞記念公演|Performances by awarded winners
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<最優秀賞受賞>
ラース・クンデ 「コンポジションマシン 第四番、 ヴァンデレンドゥタック」

日時:2012年1月10日〈火〉20:30開演
入場料:1,500円
 終了しました
With support from SNYK and Danish Composers' Society / KODA's Fund for Social and Cultural Purposes

「Wandelende Tak」は楽譜
「Wandelende Tak」は楽器
テンポ、リズム、ピッチ
3つの要素が織成すコンポジションマシン
無秩序な現実を操つろうとする
構造と自由の不自然なゲーム
それらは音となる

[プロフィール]ラース・クンデはデンマークの作曲家、サウンド・アーティスト。自作楽器やサウンド・インスタレーションを使ったミュージック・パフォーマンスを行っている。作品は音楽、楽器、表記システム、これらがお互いに与える影響に焦点をあてており、展覧会などでのインスタレーションとして、また、コンサートなどでの楽器としても発表できる二重性を含んでいる。

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<特別賞受賞>
The Dialogue 「1981」

日時:2011年12月20日〈火〉20:00開演
入場料:500円
 終了しました

チェレプニンと荒川のコラボレーションによる、サウンド、パフォーマンス、ビジュアル・アートを併置した作品。 スペシャルゲストを迎え、トラディショナルな歌や楽器、物理的なフィルター、心理音響的な現象を通して、物質的サウンドを探求する。 同時に日本とアメリカの個人的/歴史的なつながりをたどる試みでもある。

[プロフィール]サージ・チェレプニン/N.Y.に拠点を置くアーティスト。 パフォーマンス、作曲、インスタレーションを用いてサウンドの物質性、聴衆に対する肉体的・精神的な影響を探求している。 彼の作曲した作品は世界各地で演奏されている。
荒川医/福島県出身、N.Y.に拠点を置くアーティスト。 作品は世界各地で発表されている。 他のアーティストなどとのコラボレーションが多く、「アーティスト」と「受け手」の役割に対して挑戦的でありながらも、カラフルで探求心、遊び心に満ちた作品を制作している。

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<奨励賞受賞>
ニール・ラック 「ノートブック」

日時:2012年1月10日〈火〉19:00開演
入場料:1,000円
 終了しました

Notebookは"訳"を表現した作品である。 言語の訳のみではなく、動作やサウンドの訳も含む。 パフォーマーは、他人の動作の音やその動作を想像し、それを自身の体を使って変換する。 Notebookは一連の音と身体的な模倣、発展、幻覚である。

[プロフィール]ロンドンを拠点に活動する作曲家、パフォーマー、キュレーター。 様々な特殊記譜法に取り組み、特に作曲家自身の身体/動作の構造やパフォーマンスにおける生理学的機能そのものに焦点をあてている。

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<奨励賞受賞>
スエナガゴウ 「[BED]- 眠り人のための演奏会-」

日時:2012年1月13日〈金〉20:30開演
入場料:2,000円(パジャマを持参の上、着替えての鑑賞の場合500円OFF)
 終了しました

会場にベッドを用意し、そこに人が入る。(その人を「眠り人」と呼ぶ)
周りを演奏家が囲み「眠り人」を眠らせるための演奏をする。 紡がれて行く音は演奏者の作る物語なのか、それとも"眠り人"の見る夢なのか。

[プロフィール][BED]では即興演奏を軸に「眠り」という場の為の演奏の可能性を模索してきた。
2009年5月初演(映画美学校/京橋)
2009年9月第二回公演(映画美学校/京橋)
2010年6月第三回公演(BankART/横浜)
2011年2月第四回公演(トーキョーワンダーサイト/渋谷)

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<奨励賞受賞>
Navinkoと桑原ゆう 「東京音色百景」

【公演中止のお知らせ】
本公演は出演者Navinkoの都合により、中止となりました。
詳しくはこちらをご確認ください。

日時:2012年1月15日〈日〉16:00開演
入場料:参加者:200円、観覧者:500円

普段、街をうろうろとする歩行者に対して注意が向けられる機会は少ない。 このパフォーマンスでは、iPhoneのアプリで集められた歩行者の移動データを使って音楽を生み出す。 誰でも歩くことで自身が楽器になって音楽を生み出すことが可能になり、また観客として楽しむこともできる。

[プロフィール]Navinko/慶応義塾大学大学院に所属するジェス・マンテル、ヤン・ロッド、鹿毛雄一郎、宮本 徹によるグループ。 異なった背景、技術をもったメンバーが集まり、実験的なアート活動を行っている。
桑原ゆう/作曲家。 2009年東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)修了。 言葉と音の関係性を追求する作品づくりを行う。2009年度トーキョーワンダーサイト国内クリエーター制作交流プログラムに参加。『 淡座』メンバー。 http://3shimai.com/ 

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<奨励賞受賞>
カーラ・チスノ 「Breathing Room reactive sound environment」

インスタレーション
日時:2012年1月17日〈火〉、18日〈水〉、20日〈金〉18:00-19:00
入場料:500円
 終了しました 

オーディエンスの呼吸(空気の動き)に反応し、音響の地平は親密で繊細な空気に包まれる。 瞬間的に存在する空間。 透明感。 気圧変
化をともなう空気の構造物。 素材性の、ラディカルなかたちとしてのサウンド。

[プロフィール]イタリア出身の音楽家、研究者、サウンド・アーティスト。現代音楽、ミュージカル、パフォーマンスやインスタレーションの分野で活動しており、エレクトロ・アコースティック音楽や、複合メディアによる舞台・インスタレーションの制作を行っている。
今回の作品《Breathing Room》は、2011年、イタリアのTechne Award インスタレーション・技術部門を受賞した。

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フェスティバル参加公募企画|Selected projects for the Festival 
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河合政之with浜崎亮太 「ヴィデオ・フィードバック・ライヴ・パフォーマンス」

日時:2011年12月22日〈木〉20:00開演
入場料:1,800円
 終了しました

「パソコンなし、画像なし、楽器なし」。 アナログな映像機材が生み出す信号やノイズを自在に操り、即興演奏でヴィデオの明滅にシンクロするビートやメロディを作り出す、驚異的なパフォーマンス。 アブストラクトでサイケデリックな音と映像の爆発!!!(機材協賛:ベンキュージャパン株式会社)

[プロフィール]河合 政之/哲学的かつ先鋭的な映像作品を制作、世界30ヶ国以上で上映。 NY、パリ、イスラエルなどに滞在。 展覧会のオーガナイザーとしても活動し、"Visual Philosophy"のコンセプトにもとづくさまざまなヴィデオアートのプロジェクトを展開している。
浜崎 亮太/現代アートを批判的に乗り越える芸術の可能性と役割を思索し、ヴィデオアーティストとして活動する。

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佐藤淳一 「ルチアーノ・ベリオの周辺」

日時:2011年12月23日〈金〉19:00開演
入場料:2,500円
 終了しました

ベリオは自身のある作品を和声の旅だと言った。このコンサートもベリオを巡る旅かも知れない。 時には彼の弟子に会いに行き、時には彼の友人と酌み交わす。 そして編成を変えた「セクエンツァVII」に度々巡り会う。 そんなルチアーノ・ベリオの周辺を行き交う旅。

[プロフィール]サクソフォン領域として東京藝術大学大学院博士課程に初めて入学し現在在学中。 現代作品を中心に活躍し、L.ベリオの「レシ/シュマンVII」やP.ブーレーズの「二重の影の対話」などを日本初演した演奏は高い評価を受けた。 東邦音楽大学非常勤講師。

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エキゾチックドット 「パーセプション・オペラ」

日時:2012年1月15日〈日〉17:00開演
入場料:1,800円
 終了しました

サウンド/音楽と色の共感覚、光と音の振動の相互作用による空間の揺らぎを追い求めるパフォーマンス。 物理的な波動・揺らぎは観客の視覚、聴覚に直接働きかけ、空間と時間の知覚があいまいな仮想の旅/深い瞑想の体験へと誘う。

[プロフィール]Exotikdotは、1981年生まれ、コロンビア出身のアーティスト、作曲家、デザイナーのマリア・パズによるアーティスト・ネーム。 パリでバーレスク・シアター、ブリュッセル、コペンハーゲンで美術、ストックホルムでデザインを学ぶ。 フランス、ベルギー、デンマーク、スウェーデンなどで、個展、グループ展、フェスティバルに参加、活動している。

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picotek[ピコテク] 「定常と非定常との狭間における快感」

日時:2012年1月17日〈火〉19:00開演
入場料:500円
 終了しました
※公演時間は15分を予定しております。

次の音はいつと考えた途端追い越される、リズムのある音楽とリズムの無い音楽の狭間を行く、痙攣爆裂音楽絵図。 強烈な音と音との間隔の変化、シンクロする光に満ちた精細な映像が、自身の持つ痙攣する快感を呼び覚ます。

[プロフィール]ダブ、ファンク、フリージャズ、ノイズ、民族音楽等に傾倒した後、音の間隔の変動による定常と非定常の狭間の快感に目覚め、音楽と映像を製作する、津谷昌弘のソロプロジェクト。 快感原則に従うものを抽出し、新たな快感を作ることに興味がある。

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レオナルド・ペレガッタ 「シネマ・ビフォア・シネマ」

日時:2012年1月17日〈火〉20:00開演
入場料:2,500円
 終了しました

"Cinema before Cinema"は、即興的なサウンド及び音楽と共に、静止画と動画の関係性と対話を探求する、音と映像によるプロジェクトである。 無声映画の誕生の裏に秘める科学的、芸術的衝動は、
現代の、より効果的な選択肢によって、更に拡張される必要がある。 私たちが掲示しようとする映画的経験と生演奏において、音楽と動画は、連続的な変容と進化の中に等しく存在している。

[プロフィール]イタリア出身の映像作家、レオナルド・ペレガッタの視点は、個人の記憶と我々の住む世界の事実に基づく「客観的存在」との間にある密接な距離を探求する物語を紡ぐ。 我々の現実への見解が常に連続的進化の中に存在する、と感じるために。 NYのスクール・オブ・ヴィジュアル・アート卒業。 映像作家、写真家として欧州、日本を拠点に活動を展開。 作品は展覧会やイベント、出版物を通して発表されている。 近年はミュージシャンとのコラボレーションによる映像作品を多数手がけている。

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デュプイ1975 「日原史絵(箏・三味線)+山本和智(作曲)」

(チェンバロ:大須賀かおり)


日時:2012年1月18日〈水〉19:30開演
入場料:2,000円
 終了しました

箏・三味線奏者日原史絵が、山本和智によって作曲された、初演2曲を含む4作品を演奏。パフォーマンスやサウンド・インスタレーションをも含めた、より実験性の高い演奏会をお届けする。未来に古典として残りうる作品を1975年生まれが発信する。

[プロフィール]日原史絵/東京藝術大学卒業後、フランスを中心にヨーロッパ各地で演奏活動を展開。 音楽の枠に収まらない独自のパフォーマンスがヨーロッパで高く評価されている。
山本和智/2009年度武満徹作曲賞第二位、2010年第5回JFC作曲賞受賞など多くのコンクールで入賞、独自の音楽性の高い作品で話題をさらっている。
大須賀かおり/桐朋学園大学音楽学部卒業。第5回現代音楽演奏コンクール競楽V優勝、第12回朝日現代音楽賞受賞。現音秋の音楽展2003において受賞記念リサイタル開催。2003年度青山バロックザール賞受賞など、受賞多数。韓国、中国などでの現代作品の初演、レクチャーコンサートなど、アジアでも幅広く活動している。

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吉濱 翔 「盲目」

日時:2012年1月20日〈金〉19:00開演
入場料:1,500円
 終了しました

普段意識できていない音を発見するためのワークショップを、サウンド・インスタレーション内で行う。 意識していない音は様々な姿、様々な場所で鳴っている。

[プロフィール]1985年沖縄県生まれ。 沖縄県立芸術大学美術工芸学部絵画専攻卒業。 在学中より沖縄県内での即興/実験音楽の演奏、それらに関する企画を多数開催するほか、音をモチーフにしたドローイングや写真作品、サウンドパフォーマンス/インスタレーション等を発表している。

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ザ・ペーパー・アンサンブル 「#8」

日時:2012年1月22日〈日〉14:00開演/18:30開演
入場料:1,000円
 終了しました

ペーパー・アンサンブルは4人の奏者によるアンサンブルとして、ヨハン・ファン・トルによって結成された。 3年間におよぶ、時間と音、楽器のデザインとの関係についてのリサーチを経て、紙を素材にした楽器によるパフォーマンスにたどりついた。「聴くこと」にフォーカスした公演である。

[プロフィール]ヨハン・ファン・トル(1983)は2年間にわたり、紙から生まれる「音」のリサーチを続けており、多くのパフォーマンスや驚くべき「サウンド」の発見は、高い評価を受けている。彼は、最もシンプルな素材の中に隠されているたくさんの発見の中から、最もラディカルな結果を導き出す方法で、作品の創作、パフォーマンスを行っている。

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実験音楽とシアターのためのアンサンブル 「Concert in "sapporo"」

日時:2012年1月27日〈金〉19:00開演
入場料:1,000円
 終了しました

ジョン・ケージの提起した「シアター」をもとに、フルクサス、スクラッチ・オーケストラなど実験音楽の古典作品の再創造とともに、メンバーや国内外の作家の現代作品も合わせて上演する。
本コンサートはTWS本郷で開催中の企画展 "sapporo" around the worldの一部でもある。

[プロフィール]足立智美ワークショップ生(四谷アート・ステュディウム)を中心に2011年に結成。 メンバーの専門分野は音楽、パフォーマンス、美術、詩など多岐にわたる。 2011年7月に第一回自主公演(パフォーミングカフェ&ギャラリー絵空箱/神楽坂)を行う。

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滞在アーティストによる公演|Performances by residents 
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<国内クリエーター制作交流プログラム>
悪魔のしるし 「SAKURmA NO SONOhirushi」

日時:2012年1月6日〈金〉19:00開演(終了いたしました)
7日〈土〉14:00開演(アフタートーク有)/19:00開演(終了いたしました)
8日〈日〉13:00開演(アフタートーク有)/17:00開演(終了いたしました)
入場料:2,500円

演劇作品。没落していく地主階級の悲喜こもごもを淡々と描いたチェーホフの名作戯曲「桜の園」。堕ちるべくして堕ちていく彼らの境遇はそのまま現代の日本や、或いは、アーティストなどと呼ばれても所詮は非正規雇用で食い繋いで生活する社会不適合者でしかない作家本人にも当てはまる。これらすべての連想、類似を踏まえつつ、新作として上演する。

[プロフィール]悪魔のしるし/2008年頃活動開始。演出家危口統之を中心に演劇(など)を上演する集まり。主な活動歴として、「禁煙の害について」2010年、原宿vacant)「悪魔のしるしのグレートハンティング」(2010年、池袋シアターグリーン、フェスティバル/トーキョー公募プログラム)、「 搬入プロジェクト」シリーズ(2008年より原宿vacant、神奈川芸術劇場、香川県豊島、韓国NJPアートセンター他)などがある。また、危口はレジデンス滞在クリエーターとして、トーキョーワンダーサイト2011年度国内クリエーター制作交流プログラムに参加。

【アフタートーク】
1月7日14:00、8日13:00の回終演後のアフタートーク開催が決定しました。
お時間に余裕のある方はぜひご参加くださいませ。

トークゲスト:
1/7 14:00 の回 捩子ぴじん氏(振付家/ダンサー)
1/8 13:00 の回 藤原徹平氏(建築家/ドリフターズインターナショナル理事)

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<芸術文化・国際機関推薦プログラム>
アレクサンドラ・カルデナス

レクチャー/メキシカン・エレクトロアコースティック&エクスペリメンタル・ミュージック
コンサート/「タイム・オブ・ザ・ノイズ」エレクトロアコースティック・コンサート

日時:2012年1月22日〈日〉
レクチャー:15:30開演/コンサート:17:00開演
入場料:無料(要予約)
終了しました
協力:Fondo Nacional para la Cultura y las Artes (FONCA)

レクチャー:メキシコの現代実験音楽についてのレクチャー。 簡単な歴史的背景の説明後、ラテンアメリカで最も前衛的で活発な音楽シーンを持つ国の一つであるメキシコにおいて、新しいテクノロジーに挑んだ作曲家たちと、音楽シーンの成長・変容を紹介する。アカデミックな音楽が、音楽実践や他の芸術分野から受ける影響、サウンドアートと音楽の境界、音楽言説におけるノイズとエラーの価値、音楽と技術の結びつき、現代音楽が即興から受けた影響などは、新しいサウンドと表現を欲するコミュニティのために、様々な作曲家が活躍する活発な音楽シーンを理解するための重要な要素である。

コンサート:自身の作曲による過去の作品のからエレキギターとパソコンによる即興演奏まで、エレクトロアコースティック・サウンドを幅広く演奏。また、音響合成プログラム「SuperCollider」で生成した作品の演奏、ライブコーディング・セッションも行う。

[プロフィール]1976年、コロンビア・ボゴタ出身。2001年よりメキシコシティに拠点を置いている。ロサンゼルス大学で作曲を学ぶ。作曲、プログラミング、即興演奏を、音響合成プログラム「SuperCollider」で行っている。電子機器や即興による演奏のほか、自作のインターフェイスやコントローラーを用いて、実験性に重点を置いた作品を発表している。

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【審査員からの講評】
応募作品の多くには、実験性や発明的要素を創り出そうとする意識は随所にみられた。だが、それらが発想の域にとどまらず、成熟した質感へと発展するには、自分の立位置をより厳しく見極めることが問われるだろう。どんな手法や内容であれ、音楽としての実体や、豊かさを感じさせるものが乏しければ、感動も説得力も沸き起ってこないからである。 一柳 慧(作曲家、ピアニスト)

今回も多様な手法が駆使され、また十分に練り込まれた企画が多く、楽しむと同時に刺激を受けました。外国からの応募がコンスタントに続き、TWSの目指すものと波長の合うものが増えてきているのは、頼もしい限りです。現代の表現がリアルタイムでTokyoから発信されることに大きな意義を感じています。 山下洋輔(ジャズピアニスト)

今回は例年と比べると海外からの応募と入選が多かったように思いました。それら含め、そこから見られる傾向としては、EXPERIMENTALということを各応募者がどのように考えているか、ということが現われていると思いました。つまり、なにかありきたりなものに終わらないことをみな意識している。「なんだかよくわからないもの」「まだ名付けられていないもの」がこれからも多く集まることを期待します。 畠中 実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] 主任学芸員)

選考に残ったアーティストは、いずれも今の状況の中で、どのような芸術の在り方が可能なのかについて考えをめぐらせ、それを説明できた人である。実をいえば、アカデミックな「現代音楽」もなるべく選びたいと思っているのだが、どうしたことか、そうした応募者の多くは企画書やプレゼンテーションに迫力がない。権威によりかかることなく、自分の作品の立脚点や狙いを根本的に、すなわち「業界」の外に説明できるような工夫をしてほしい。結局は技術とアイディア、そしてそれを接続する意志、この3つが審査のポイントになるということだ。 沼野雄司(音楽学者・桐朋学園大学准教授)

今回も興味深い作品が多くありました。震災後の本当の意味の実験とは何かという事について、さらなる発展のある発表を期待したいと思います。今年は日本にとってアートとは本当に人間に必要なのかという事を問われる一年のように思えます。皆さんがどのような反応で実際のパフォーマンスに挑むかとても興味があります。 中川賢一(ピアニスト、指揮者)

3.11後、様々な厳しい局面が次々に現れ、大きな判断と決断が求められている。その中でどれだけ本気で、自らを表現できるのか。本気な新しい試みはたとえうまくいかない事があっても、人の気持ちを打つであろう。何か既成のものによりかかる姿勢は、評価されない。審査もこのような点に重きが置かれた。様々な国の人たちの試みが出会う生な機会が、次なる世界を開く事を期待したい。 家村佳代子(トーキョーワンダーサイト事業課長)

 

同時開催!
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現代日本の音楽家と出会う 第6回 中川賢一×Sound×Art×Performance Part1/Part 2
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[Part1 トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル オープニング]
3.11から 平和の象徴―鳥?『オリヴィエ・メシアン/鳥のカタログ』

メシアン《鳥のカタログ》全7巻13曲一挙上演!
中川賢一、ついに決行! 難曲《鳥のカタログ》全曲演奏の合間に、異色のクリエーターたちが祈りのパフォーマンスを繰り広げます。
「音楽」なのか「鳥」なのか... 全身全霊をかけた"祈りの音魂"が飛び交う6時間!

日時:2011年12 月5日(月)15:00開演(14:30開場)~21:00終演予定
会場:トーキョーワンダーサイト渋谷
入場料:一般:2,000円/学生:1,600円(全席自由/予約制/当日清算)
出演:ピアノ:中川賢一
チャン・ヨンヘ重工業×ディン・Q・リー×ウィット・ピムカンチャナポン×荒川医&サージ・チェレプニン×伊藤憲孝×田村友一郎×mamoru 他予定(ゲストはやむをえず変更となる場合がございます。)

詳細はこちら


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[Part2 トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル オールナイト・フィナーレ]
3.11から 祈り?『ジョン・ケージ/ソナタとインターリュード』

生誕100年、ジョン・ケージ オールナイト!
中川賢一、体力の限界に挑戦! プリぺアド・ピアノの金字塔《ソナタとインターリュード》70分×10回演奏と、"ジャンル超えパフォーマンス"10本が入り乱れる24時間! 渋谷と青山のトーキョーワンダーサイトを行き来するエクスペリメンタルな時空間を一緒に体験しませんか?

日時:2012年1月30日〈月〉13:00開演(12:30開場)~31日〈火〉13:00終演予定
会場:トーキョーワンダーサイト渋谷(日中)/トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンス(夜間)
入場料:一般:2,000円/学生:1,600円(全席自由/予約制/当日清算)
出演:ピアノ:中川賢一
一柳 慧×足立智美&北條知子×荒川医&サージ・チェレプニン×伊藤憲孝×木埜下大祐×田村友一郎×mamoru 他予定(ゲストはやむをえず変更となる場合がございます。)

詳細はこちら


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協働スタジオプログラム(TWS/MUSIC)
アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミー Vol.5
「東洋×西洋の新しい伝統へ向けて」

現代音楽アンサンブルの最高峰が直接指導!
楽器の特殊奏法から最新の作曲・演奏の技術、他分野との協働舞台制作まで、現代作品のスペシャリスト、アンサンブル・モデルンが1980年の結成以来培ってきた経験を、間近で学び・体験する9日間。アンサンブル・モデルン・メンバーによるレクチャーをはじめ、プログラムはすべて一般公開されます。

[アカデミー概要|Academy Outline]
会期:2011年12 月9日(金)~12 月17日(土)
会場: トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンス、東京ウィメンズプラザホール
聴講料:1,000円(1日)
講師: アンサンブル・モデルン・メンバー
ヨハネス・シュヴァルツ(木管楽器、ファゴット)
ウエリ・ヴィゲット(ピアノ)
ライナー・レーマー(打楽器)
笠川 恵(弦楽器、ヴィオラ)

一柳 慧(作曲家、ピアニスト/トーキョーワンダーサイト・ミュージックプログラム・スーパーバイザー)

[成果発表コンサート|Final Concert]
期間:2011年12月17日(土)
会場:東京ウィメンズプラザホール
入場料:無料(要予約)

詳細はこちら

 


 

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