Emerging Artist Support Program 2011
展覧会の企画を志し活動している若手への支援・育成を目的とし、展覧会企画そのものを公募するプログラム「展覧会企画公募」。選出された企画はTWSが支援し、TWS本郷にて展覧会を実施する機会を得ます。
2011年、 私たちは大きな転換期を迎え、文化芸術やアートの担い手としてのミッション、展覧会を開催する意味...これまで当然とされ省みることの無かった、あらゆる事象を根本から再考する局面に立っています。また、芸術作品をモノとしてではなく、活動そのものやプロセスをアートとして提示し、リアリティを追求する動きも顕著に見受けられます。第6回目を迎える2011年度は、《いま、本当に必要とされている「場」や「実験」とは何か?》《公共の場で行う「展覧会」 とはどうあるべきなのか?》を改めて問いたいと思います。
新しい表現の可能性のみならず、展覧会という表現の場をとおしていかに社会へコミットし、新たな協働の地平を開拓していけるか。TWSは、これまでの「展覧会」という枠組みを再考し、積極的に展覧会とはどのような場であるかをともに考え、ともに試行していく企画を募集しました。今年は3企画に加え、1企画を特別賞として選出いたしました。
選出企画
■HARU by Hija Bastarda
企画者:廣田大樹
■"sapporo" around the world
企画者:実験音楽とシアターのためのアンサンブル
■Future days
企画者:足利 広
特別賞
■それでもつくるのか
企画者:チームやめよう
【関連イベント決定!】
"HARU"クロージングパーティー
本展示の準備段階から会期中にかけて、「机を一緒に囲んでもらう」をキーワードにたくさんの方々と出会う事ができました。会期終了にあたり、出会った全ての方々に感謝の気持ちをこめて、クロージングパーティーを開催します。アーティスト、ミュージシャン、詩人、サラリーマン、その他多くの方々に参加していただき、わいわいと盛り上がろうという企画です。
2月26日(日) 15:00-19:00
入場無料・予約不要
参加アーティスト(予定)
- HARU
ルイス・カルネイロ
トマス・オピニオン
ギ・カストール
廣田大樹
- アレクサンドラ・カルデナス
- オマール・クーリ
- ブルース・コントロール(仮)
- 8ggジャ・ハイキン&フ・ユ
- メリ・ニクラ
- 大絵晃世&遠藤麻衣&平井友紀
- フアン・ハセガワ "Like Acid Juans"
...and more!!
【企画概要】
今回のプロジェクトは、僕たち一人一人のポテンシャルを現実的なムーブメントとして還元し、活動的になることを目的としています。そのために、各アーティストがそれぞれ独自のプロジェクトを行いながら、自らの権利を自らで管理する一つのコミュニティを作り上げて行きます。自主管理を通して運営される共同体では、自発的に生まれるプロジェクトを媒体として人と人との連関と経験が培われていきます。そのコミュニティのなかでは、鑑賞者は参加者として、もしくはVoyeur(積極的な監視者)として歓迎されることとなります。人と人との関係性を創造し、出会いと共同生活を可能化させ、時間と場所の感覚を探求すること。これこそが、今回の展覧会での我々の意図する目標です。
【企画者プロフィール】
廣田大樹(日本、広島)、ルイス・カルネイロ(ポルトガル、ブラガ)、ギ・カストール(ブラジル、エスピリトゥ・サント)、トマス・オピニオン(ポルトガル、カルダス・ダ・レイニャ)の4人によるグループ。今回の展覧会のために結成。

ギ・カストール《鏡の向こうに》2010、フィルムスチル

ギ・カストール《ポラロイド》2011、フィルムスチル