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アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミー Vol.5

東洋×西洋の新しい伝統へ向けて

  • 会 期:
    2011年12月09日(金) - 2011年12月17日(土)
    入場料:
    最終日に成果発表コンサートを予定(入場料未定)
    主 催:
    公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
    助 成:
    財団法人アサヒビール芸術文化財団
    会 場:
    トーキョーワンダーサイト渋谷、トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンス、東京ウィメンズプラザホール

    イベントチラシをダウンロード (289.6 KB)

 ドイツ、フランクフルトを拠点に、現代の音楽創造の最前線に立ち続けるアンサンブル・モデルンとトーキョーワンダーサイトとの協働プロジェクト。 アジアの伝統的音楽を現代の視点から読み直す「東洋×西洋の新しい伝統へ向けて」のテーマのもと、アンサンブル・モデルン・メンバーによるレッスン、レクチャーのほか、美術家やパフォーミングアーティストも参加して、講師とともに舞台空間を作り上げる協働舞台制作も行います。
未曾有の大震災にみまわれ、人間の存在、社会のあり方そのものに大きな問いが投げかけられているなか、今回は新たな試みとして「祈り」をテーマに作曲コンペを実施します。 選ばれた作品は課題曲としてアカデミーで演奏されます。 単に教える/教わる、ではなく、創造のプロセスを体感することを通して、トーキョーワンダーサイトでは、様々な方との対話を広げていきたいと思っています。
 


スケジュール

会期中のスケジュールにつきましては、下記よりファイルをダウンロードしてご参照ください。(12月14日更新)

schedule_vol5_1214.pdf

※当アカデミーは、受講者の楽器編成や音楽的特性、レッスンの進捗状況に応じて、講師が日々内容を組み替えていく有機的なカリキュラムの運用を特徴としております。聴講の際は事前に最新のスケジュールをこちらのウェブページでご確認くださいますようお願い致します。


アンサンブル・モデルンX若手音楽家Xヴィジュアル・アーティスト「3.11-祈り」
プレ・コンサート 12月16日(金)18:00~20:00終演予定
コンサート           12月17日(土)14:00~18:00終演予定

アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミー Vol.5 「東洋X西洋の新しい伝統へ向けて」最後の2日間にコンサートを開催します。ジョン・ケージ、シュトックハウゼン、メシアンから、<指名作曲コンペ>入選作の初演まで、30曲を超える現代作品を一挙上演!今年のスペシャル企画――「連歌」にもとづく協働舞台制作――では、アンサンブル・モデルンのメンバーをはじめ、タイ、ベトナム、韓国からアートシーンの最前線に立つクリエーターの協力を得て、世界5カ国から集まった若手音楽家、ヴィジュアル・アーティスト、パフォーマーが共同で作り上げるニュー・プロダクションを発表します。
ジャンル、世代、国境をこえて、さまざまな感性と技術、経験が織りなす時空間をお楽しみください。(入場無料、要予約)

会場:東京ウィメンズプラザホール(表参道駅B2出口より徒歩7分、渋谷駅東口より徒歩8分)
入場料:無料(要予約:
performingart11@tokyo-ws.org

 
 <12月17日(土)コンサートプログラム(予定)>※12月16日(金)のプログラムは異なります。
■P. ブーレーズ《Incises》(1994)
演奏:ウエリ・ヴィゲット(アンサンブル・モデルン)/ ピアノ・ソロ
■F. ジェフスキー《To the earth》(1985)
演奏:ライナー・レーマー(アンサンブル・モデルン)/ パーカッション・ソロ
■B. A. ツィンマーマン《an den Gesang eines Engels》(1955)
演奏:笠川 恵(アンサンブル・モデルン)/ ヴィオラ・ソロ
■G. シェルシ《Pwyll for Solo Flute》(1954)
演奏:ディトマー・ウィズナー(アンサンブル・モデルン)/ フルート・ソロ
 
■連歌による「祈り」
協力(映像提供):ウィット・ピムカンチャナポン(ヴィジュアル・アート/ タイ)、チャン・ヨンヘ重工業(ヴィジュアル・アート/ 韓国・アメリカ)、ディン・Q・リー(ヴィジュアル・アート/ ベトナム)


■指名作曲コンペ入選作品の初演(コンペのテーマ:「祈り」)
山根明季子《p/b 双生児》(2011)、渡辺裕紀子《Merry go round for my lady》(2011)


*上記のほか、メシアン、フェルドマン、ベリオ、シュトックハウゼン、グバイドゥーリナ、ジョン・ケージ、一柳 慧、ゲノエル・フォン・リリエンシュタイン(TWSレジデンス滞在作曲家/ドイツ)、トミ・ライサネン(TWSレジデンス滞在作曲家/フィンランド)、他、20 ~ 21C の作品を多数上演予定。


<参加音楽家・アーティスト>
アンサンブル・モデルン:
ディトマー・ウィズナー(フルート)、ウエリ・ヴィゲット(ピアノ)、ライナー・レーマー(パーカッション)、笠川 恵(ヴィオラ)


参加作曲家:
桑原ゆう、ゲノエル・フォン・リリエンシュタイン、トミ・ライサネン


参加アーティスト:
荒木 悠、河合政之、木戸龍介、田村友一郎、mamoru


アカデミー受講者:
梶山真代、木埜下大祐、木村麻衣子、増田景子(以上フルート)、伊藤めぐみ、櫻田はるか(以上クラリネット)、椙本嘉隆(トランペット)、伊藤憲孝、亀谷隹人、中川瑞葉、中司麻希子、長谷川奈苗、堀部祥子、宮崎明香、安田結衣子(以上ピアノ)、山田 岳(ギター)、上田朝子、巖築朋美、中澤沙央里(以上ヴァイオリン)、高橋 泉(チェロ)、立花茂生(尺八)、中村華子(笙)、日吉章吾(筝)、大熊 夏織、ドイル・トニー、ラクラン・スキップワース、ピーター・イヴァン・エドワーズ、楊 嘉輝(以上作曲)、神竹喜重子、篠原 藍、鳥塚英玲奈(以上プロダクションコース)



開講コース

●演奏コース・作曲コース
主にアンサンブル・モデルン・メンバーと一柳慧による演奏・作曲の指導。 個人またはグループでのレッスン。 演奏コースの課題曲はトーキョーワンダーサイトのホームページにて発表します。

●プロダクションコース
講師とともにテーマに基づいたリサーチやディスカッションを通して舞台空間をつくりあげるワークショップを行います。

●全コース共通レクチャー・プログラム
※講師の変更に伴い、レクチャーの内容が一部変更となりました。(12月7日更新)

12月9日 19:00-21:00 [ワークショップ] 
      10代の子どものための教育プロジェクト
        講師:ライナー・レーマー、笠川 恵(アンサンブル・モデルン)
12月10日19:00-21:00 [プレゼンテーション]     
  ①作曲コンペ入選者によるプレゼンテーション
      発表者:山根明季子
  ②舞台制作について
   ゲスト:一柳慧(作曲家、ピアニスト)
12月11日19:00-21:00  [レクチャー]
  ①アンサンブル・モデルンの歴史と、プログラムの作り方について
  ②アンサンブル・モデルンのプロジェクトに関する映像上映:坂本龍一との
   プロジェクト、ジョン・ケージのピアノ・コンチェルトについて
    講師:ライナー・レーマー(アンサンブル・モデルン) ほか
12月12日19:00-21:00  
    ①[プレゼンテーション]メシアン《時の終わりのための四重奏曲》、
   シュトックハウゼン《アデュー》について
    講師:ウエリ・ヴィゲット、ディトマー・ウィズナー(アンサンブル・モデルン)
  ②[トークセッション] 「祈りと音楽」
   パネリスト:アンサンブル・モデルン・メンバー、中川賢一

・ すべてのコースにおいて、アンサンブル・モデルンによるレッスンは英語で行われます。
・ プログラム内容はやむを得ず変更される場合がございます。 予めご了承ください。

●聴講について  

聴講料:1,000円(一日)

・会期中のすべてのプログラムが聴講可能です。プログラム内容の詳細は、本ウェブページにて後日発表いたします。
・聴講のご予約は、Eメールにてperformingart11@tokyo-ws.org までお申し込みください。(随時受付/定員になり次第締切)


作曲コンペについて

このたび、「アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミー」が開催第5回目を迎えるにあたり、新しい試みとして指名制の作曲コンペを実施し、「祈り」をテーマに未発表の室内楽作品を募集しました。本コンペの参加者は、これまでにトーキョーワンダーサイトのプログラムに参加したことのある気鋭の作曲家から選ばれました。入選した作品は本アカデミーにて課題曲として取り上げられます。また、会期中、作曲家本人による作品プレゼンテーションも行います。

参加作曲家:山根明季子(日本)、渡辺裕紀子(日本)、ウゴ・ソリス・ガルシア(メキシコ)
指名者:一柳慧(作曲家、ピアニスト、トーキョーワンダーサイト・ミュージックプログラム・スーパーバイザー)、トーキョーワンダーサイト
賞金:15万円

入選作品:
 渡辺裕紀子《Merry go round for my lady》
 山根明季子《p/b 双生児》
 ウゴ・ソリス・ガルシア《THE WAVE》
一柳慧とトーキョーワンダーサイトによる審査の結果、どの作品も個性的で魅力があるが一作品を選出するには甲乙付け難いとして、今回は優賞者なしの三者入選という結果となりました。賞金は3分割されて5万円ずつ各参加者に授与されます。

[作曲コンペ要項]
●テーマ: 「祈り」――未曾有の大震災にみまわれた今日、私たちは、深い悲しみとともに人間の存在、社会のあり方そのものへの大きな問いを投げかけられています。トーキョーワンダーサイトでは、芸術、社会、日本のあり方、自然と文明、人間と世界とのかかわりについて、祈りの気持ちとともに様々な方々と対話を広げ、これからの世界を考えてゆきたいと思っています。
●楽器編成:次のいずれかの楽器を用いた室内楽作品:
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、筝、笙、打楽器(次の中から各1台以内:マリンバ [A~c 4・1/3oct]、ビブラフォン、銅鑼 [30インチ程度以内])
●演奏時間:12分以上20分未満
●初演予定日 12月17日(土)14:00-18:00 アカデミー成果発表会にて上演予定
会場:東京ウィメンズプラザホール
●作曲者によるプレゼンテーション予定日 12月9日(金)19:00-21:00 
会場:トーキョーワンダーサイト青山


講師プロフィール

アンサンブル・モデルン
1980年創設。 1985年からフランクフルトを本拠地として活動している世界最高峰の現代音楽グループ。メンバーは、アルゼンチン、ブルガリア、インド、日本、スイス、ドイツ、イスラエル、ポーランドなど、世界各国から集まった19名のソリストたちで構成され、芸術監督を置かず、メンバー全員によって芸術面、運営面等を決定している。 シアターピースや、ダンスプロジェクト、ビデオ、室内楽、オーケストラなど様々なかたちで活動。 フランク・ザッパ、ハイナー・ゲッペルス、スティーヴ・ライヒ、ビル・ヴィオラなど世界的なアーティストと密接な共同作業を行っており、年間100回以上のコンサート、平均20作品の世界初演を行う。 また、若い音楽家のための独自の教育活動にも積極的に取り組んでいる。

来日予定メンバー:
ディトマー・ウィズナー(管楽器、フルート)
ウエリ・ヴィゲット(ピアノ)
ライナー・レーマー(打楽器)
笠川 恵(弦楽器、ヴィオラ)
※来日を予定しておりましたヨハネス・シュヴァルツ氏は、急病のため来日を中止いたしました。代わってディトマー・ウィズナー氏が来日いたします。ご了承ください。

一柳 慧
(作曲家、ピアニスト/トーキョーワンダーサイト・ミュージックプログラム・スーパーバイザー)
1933年兵庫県生まれ。 作曲を平尾貴四男、ジョン・ケージ、ピアノを原智恵子、ヴィヴェレッジ・ウェブスターらに師事。 1950年代後半からニューヨークを中心に、ケージ、デヴィッド・テュードアらと実験的音楽活動を展開。 1961年帰国、偶然性や図形楽譜を用いた作品と、欧米の新しい音楽の紹介と演奏によって、さまざまな分野に強い刺激を与える。 常に日本音楽界の中心として活動を続け、これまでに尾高賞を4回、フランス文化勲章(1985)、毎日芸術賞(1988)、京都音楽大賞(1988)、紫綬褒章(1999)、サントリー音楽賞(2002)など受賞多数。 作品はオペラ、交響曲、協奏曲、電子コンピューター音楽、雅楽、聲明など多岐にわたっており、ベルリン・フェスティバル、ウィーン・モデルン、オランダ・フェスティバル、フィンランド・フェスティバルからの委嘱や招聘も数多く受けている。 現在、神奈
川芸術文化財団芸術総監督、アンサンブル・ニュー・トラディション総合ディレクター、トーキョーワンダーサイト・ミュージックプログラム・スーパーバイザーなどを務める。 2008年に文化功労者。


※プログラムに関するお問い合わせ
Email: performingart11@tokyo-ws.org

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過去の開催概要はこちら

2010年度 Vol.4
2009年度 Vol.3
2008年度 Vol.2
2005年度 Vol.1

 

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