
グイド・フェリッリ東洋×西洋の新しい伝統へ向けて
現代作品のスペシャリスト、アンサンブル・モデルン・メンバーによる特別レッスン。シュトックハウゼン、ブーレーズ、クセナキスほか、20~21Cの作品を多数扱います。また、ジョン・ケージの《龍安寺》やプリペアド・ピアノ作品を、NYでケージと活動を共にした作曲家、一柳 慧が直接指導!講師と共に舞台空間を作り上げる協働制作ワークショップも行います。
【スケジュール】 ※Last update 2011/2/18
2月19日 14:30- リハーサル(20日のコンサートのための)
@東京ウィメンズプラザホール
※当アカデミーは、受講者の楽器編成や音楽的特性、レッスンの進捗状況に応じて、講師が日々内容を組み替えていく有機的なカリキュラムの運用を特徴としております。聴講の際は事前に最新のスケジュールをこちらのウェブページでご確認くださいますようお願い致します。
■成果発表コンサート
会期:2月20日(日) 11:00開演
会場:東京ウィメンズプラザホール
出演:アカデミー受講者と講師 (アンサンブル・モデルン・メンバー)
「札幌でのコンサートに参加して、いっしょに『ウィンター・ミュージック』を演奏したり、一柳慧の「サッポロ」では、ステージで自転車に乗って楽譜を交換してまわったことを思いだす。札幌では武満、一柳、小杉、オノ、小林健次の他に小沢征爾も出演していた。」(高橋悠治「草月アートセンターの頃」より抜粋) と書かれているように、ジョン・ケージ初来日に合わせて初演された一柳慧 《Sapporo》 は、1960年代の日本の現代音楽シーンを語るには欠かせない作品です。今回、アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミーの課題曲となり、ついに再演されることになりました。
《Ryoanji》 はもともと西洋の楽器で演奏されますが、一柳慧がケージに日本の古楽器を紹介した際、音が上がったり下がったりすることが自由にできる「ひちりき」に興味を持ち、ひちりき3本で演奏されたこともあるそうです。西洋音楽とアジアの音楽が出会い、新たな響きが生まれました。この作品には、これからもアジアのほかの楽器や現代の楽器など様々な出会いに開かれているのです。
併せて、アジアの若手現代作曲家にアンサンブル・モデルンによって委嘱された作品がアンサンブル・モデルン自身によって日本初演されます。ユン・ファ・チョーの作品は2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門の本選の課題曲にもなった曲です。
60年代にあらためて注目が集まりはじめた今、当時の熱い音楽を現代から再解釈してゆきます。このチャンスをお見逃しなく!
演奏予定曲
John Cage: "Ryoanji"
Toshi Ichiyanagi: "Sapporo"
Cathy Milliken: "Round Robin" for piccolo flute, flute und bass flute (2001)
演奏:ディートマー・ウィズナー(アンサンブル・モデルン / フルート)
Anthony Cheung: "Roundabouts" (2009) Commissioned by Ueli Wiget (world premier on 6 March 2010 at Eclatconcerts Fribourg). For Ueli Wiget, and to George Benjamin on his 50th birthday.
演奏:ウエリ・ヴィゲット(アンサンブル・モデルン / ピアノ)
Eun-Hwa Cho: "Über die allmähliche Verfertigung der Gedanken" for violin solo (2006/2007)
演奏:ジャグディシュ・ミストリー(アンサンブル・モデルン / ヴァイオリン)
ほか
【開講コース】
※受講募集は締切ました。聴講のお申し込みは随時受け付けております。(定員になり次第締切。)
◎演奏・作曲コース
主にアンサンブル・モデルン・メンバーと一柳慧による演奏・作曲の指導。個人またはグループでのレッスン。講師ほかによるレクチャー、シンポジウム、ワークショップ、プレゼンテーションなど。最終日には成果発表コンサートを行います。
演奏コースに応募可能な楽器:フルート、オーボエ、クラリネット(バスクラリネット)、ファゴット、ピアノ、パーカッション、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、自国の伝統楽器(箏、笙など)
◎プロダクションコース
講師とともにテーマに基づいたリサーチやディスカッションを通して舞台空間をつくりあげるワークショップ。制作過程はすべて一般公開されます。講師ほかによるレクチャー、シンポジウム、ワークショップ、プレゼンテーションなども行います。
扱う予定の作品:ジョン・ケージ≪龍安寺≫、一柳慧≪サッポロ≫、ほか
※両コースとも、アンサンブル・モデルンによるレッスンは英語で行われます。
※レッスンは、公開で行われます。
※応募に際して、経歴、国籍、年齢は問いません。「プロダクションコース」では、演奏家、作曲家だけでなく、美術家、パフォーマー、キュレーター、企画プロデューサー等からの応募も歓迎します。
■講師によるレクチャー (会場:トーキョーワンダーサイト青山)
2/13 18:00- Vol.1
「アンサンブル・モデルンの"エデュケーション・プロジェクト"」
講師:アンサンブル・モデルン
2/13 19:45- Vol.2
「ジョン・ケージ≪龍安寺≫、一柳慧≪サッポロ≫を読む:図形楽譜について」
講師:一柳慧、ディトマー・ウィズナー
2/14 19:30- Vol.3
「ハイナー・ゲッペルスの"ミュージックシアター・プロジェクト"」
講師:オガワ ルミ、ウエリ・ヴィゲット
2/15 19:30- Vol.4
「アンサンブル・モデルンの"Rasalila Project"―インドの音楽家たちとともに」
講師:ジャグディシュ・ミストリー
2/16 19:30-
「プリペアドピアノほか特殊奏法について」
講師:一柳慧、アンサンブル・モデルン
※各回とも、日英逐次通訳あり。
【講師】
- ディトマー・ウィズナー(アンサンブル・モデルン/フルート)
- ウエリ・ヴィゲット(アンサンブル・モデルン/ピアノ)
- ジャグディシュ・ミストリー(アンサンブル・モデルン/ヴァイオリン)
- オガワ・ルミ(アンサンブル・モデルン/打楽器)
- 一柳慧(招待作曲家)
【課題曲】(予定) ※ 2011/1/27 更新
ジョン・ケージ:《龍安寺》 [ensemble]
一柳慧≪サッポロ≫ [ensemble]
ジョン・ケージ:プリペアド・ピアノのための作品から自由選択
一柳慧:《限りなき湧水》 [solo piano]
ヤニス・クセナキス:《サッファ》 [solo percussion]
ヤニス・クセナキス:《ヘルマ》 [solo piano]
カールハインツ・シュトックハウゼン《暦年》より
ピッコロ・ソロまはた龍笛のためのソロ
ソプラノ・サックスまたは篳篥のためのソロ ほか
曲目の詳細についてはこちら≫
課題曲リスト_0112.pdf
1月27日 追加課題曲≫
課題曲(追加分)0127.pdf
【受講料】
◎演奏・作曲コース: 10,000円(税込み/一人)
◎プロダクションコース: 5,000円(税込み/一人)
※原則として全日参加を条件とします。参加できない日がある場合は、事前にお問い合わせください。
※聴講料:1,000円(一日)
ご予約はperformingart10@tokyo-ws.org までお申し込み下さい。
聴講のお申し込みは随時承っております。(定員になり次第締切)
【応募方法】
下記より応募申込書をダウンロードし、応募書類・資料をご郵送ください。
Wordファイル≫
Application Form_EM&TWS.doc
PDFファイル≫
Application Form_EM&TWS.pdf
応募料
1,000円(税込)
・下記口座にお振込のうえ、振込明細書を提出書類に同封してください。なお、納入された応募料は返還できませんのでご了承下さい。
・振込人名の前に『オンガク』と入力後、振込人名を入力してください。
例)オンガク トウキョウ(姓) タロウ(名)
・応募料振込み後の申込キャンセルはできません。
振込先:
みずほ銀行 青山支店|普通預金 1719589
振込先口座名義:
ザイ)トウキョウトレキシブンカザイダン トーキョーワンダーサイト
応募書類・資料
次の書類、資料をすべて2セットご用意下さい。(振込明細書は1部で結構です。)
[演奏・作曲コース]
・受講申込書
・CV(A4用紙1枚程度に音楽活動歴をまとめたもの、書式自由)
・応募料の振込明細書(コピーでも可)
・次のいずれかの資料
a.演奏家の方
音源資料CD-R:クラシックのソロ作品と現代音楽のソロ作品を録音したもの
※録音メディアはCD-Rに限ります。盤の表面に直接名前を明記してください。すべての音源素材は, WMA, WAV, ACC, AIFF, MP3, いずれかのファイル形式とします。
b.作曲家の方
自作品の楽譜:2年以内に作曲された2作品の楽譜
※音源資料がある場合はCD-Rも添付してください。その際、盤の表面に直接名前を明記してください。すべての音源素材は, WMA, WAV, ACC, AIFF, MP3, いずれかのファイル形式とします。
[プロダクションコース]
・受講申込書
・CV(A4用紙1枚程度に音楽もしくは制作活動歴をまとめたもの、書式自由)
・自己PR書(書式自由、A4 / 1枚以内)。自身の活動や作品を紹介する5分程度の音源(CD-R)もしくは映像(DVD-R)でも可。
※音源もしくは映像資料を提出の場合、すべての素材は, WMA, WAV, ACC, AIFF, MP3, MOV, MP4, WMVいずれかのファイル形式とします。
・応募料の振込明細書(コピーでも可)
応募書類 郵送先
トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンス
事業課 普及調整係 アカデミー募集担当 宛
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67コスモス青山 SOUTH棟3F
応募締切 ※ 2011/1/26 更新
受講の応募は締切らせていただきました。聴講のお申し込みは随時受け付けております。ご予約はperformingart10@tokyo-ws.org までお申し込み下さい。
※講師と事務局で参加者の選考を行います。審査の結果は2011年1月下旬頃、ご応募いただいた本人に直接Eメールかお電話にてご連絡いたします。
【お問い合わせ】
Email: performingart10@tokyo-ws.org
※ お送りいただいた個人情報は、本事業の運営に関わる業務目的以外に無断で使用することはありません。また、郵送いただいた応募資料は返却いたしません。
【講師プロフィール】
アンサンブル・モデルン
1980年創設。1985年からフランクフルトを本拠地として活動している世界最高峰の現代音楽グループ。メンバーは、アルゼンチン、ブルガリア、インド、日本、スイス、ドイツ、イスラエル、ポーランドなど、世界各国から集まった18名のソリストたちで構成され、芸術監督を置かず、メンバー全員によって芸術面、運営面等を決定している。これまでに、ロシア、日本、オーストラリア、インド、韓国、アメリカなど世界各国で演奏活動を行い、ザルツブルグ、ルツェルンなど著名な音楽祭へ出演。シアターピースや、ダンスプロジェクト、ビデオ、室内楽、オーケストラなど幅広い活動を行い、フランク・ザッパ、ハイナー・ゲッペルス、スティーヴ・ライヒ、ビル・ヴィオラなど世界的なアーティストらと意欲的なプロジェクトを行っている。作曲家たちと密接な共同作業を行っており、年間100回以上のコンサート、平均20作品の世界初演をこなしている。また、若い音楽家のための「インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー」など教育活動も積極的に行っている。
一柳慧(招待作曲家)
1933年神戸生まれ。作曲家、ピアニスト。10代に2度、毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)作曲部門1位となり注目を集める。1954年19歳で渡米、ニューヨークのジュリアード音楽院に学ぶ。その後もジョン・ケージらと実験的音楽活動を展開する。61年帰国し、偶然性の導入や図形楽譜を用いた作品を発表、作曲、演奏の両方で意欲的に活動。自作ならびに欧米の新しい音楽の紹介と演奏は、さまざまな分野に強い刺激を与えた。60年代から現在に至るまで、常に日本音楽界の中心として活動を続けている。作品は、オペラ、交響曲、協奏曲、室内楽作品のほか、コンピュータ音楽、雅楽や声明を中心とした伝統音楽など多岐にわたる。文化功労者(2008年)。現在、神奈川芸術文化財団芸術総監督、トーキョーワンダーサイト・ミュージックプログラム・スーパーバイザー。
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