このたびTWS本郷では、2010年度「Emerging Artist Support Program 展覧会企画公募」における入選者による企画展を開催いたします。
企画者(キュレーター)を志し活動している若手実力者への支援・育成を目的とした展覧会企画そのものを公募するプログラムです。
こ
れまでに実施した公募のなかでは、企画者(キュレーター)からの応募に加え、アーティスト自身による(本人を含む)グループ展の企画も多く寄せられ、なか
でもアーティスト自身によるセルフプロデュース企画内容の多くは、既成のジャンルに分類できない新しいアートを試みるものが多く見られました。
5
回目となる2010年度は、会田
誠氏(美術家)、鈴木芳雄氏(エディトリアル・コーディネーター)、片岡真実氏(森美術館チーフ・キュレーター)、家村佳代子(TWSプログラム・ディレ
クター)、北澤ひろみ(TWSキュレーター)の5名が審査員を務めました。将来キュレーターをめざし活動する方、またはセルフプロデュースによる企画を考
えているアーティストの方からのなど、自薦・他薦を問わず新しい発想とエネルギーに満ちた44企画の応募数から3企画が選出されました。
選出企画
■ELASTIC VIDEO - curated by PLINQUE
企画者: クラウディア・ラルヒャー
■floating view "郊外"からうまれるアート
企画者: 佐々木友輔
■Girlfriends Forever!
企画者: 松井えり菜・村上華子///////////////////////////////////////////////////////////
【企画概要】
美術大学には女性が多いのに、アーティストとして活躍し続ける女性が少ない(ように見える)のはなぜでしょうか?"Girlfriends Forever! "は、若手アーティストの中でもひときわ活躍している松井えり菜('84年生)と、コンセプチュアルな作品で知られる村上華子('84年生)が、同世代の作品を広く紹介するとともに、既に長く活躍しているアーティストも迎えて女性アーティストの来るべき未来像を考えるための展覧会です。個性的で華やかなイメージのある作家生活ですが、一方で長く制作を続けることは決して楽なことではないことも事実です。本展では、その2つの側面を"Girlfriendsの昼と夜"としてトーキョーワンダーサイト本郷の最上階を女性の部屋に見立てつつ、空間の隅々までアーティストの作品で満たします。壁にかかる絵だけでなく映像や家具まで、アーティストによるキュレーションならではの遊び心満載の空間が期待できます。
会期中は参加アーティストのトークショーを兼ねたティーパーティーなどを予定し、世代や分野を超えた交流を図ります。
【募集中!】
"Imaginary Boyfriends"協力者募集
本展出品予定作品、村上華子による≪
Imaginary Boyfriends≫の制作協力者を募集いたします!
詳細はコチラをクリック→
Newsへ【関連企画】
3 月12 日(土)14:00~16:00
ホワイトデー直前!ティーパーティーバトル3 月26 日(土)13:00~15:00
トークショー&クロージング・パーティー※ティーパーティーバトルは3月11日(金)午後に発生した地震のため、延期となりました。
26日のクロージングでまとめての開催となります!
皆様のご来場をお待ちしております!
企画Webサイト(外部リンク)上映、シンポジウムなど関連企画についての詳細は
上記Webサイトをご覧ください。
松井えり菜 《座敷わらし~フランス大使館風ドコモダケ添え~》
2009、 Courtesy of 山本現代
長井朋子 《お見舞いにきてくれてありがとう》
2010、パネルに紙、水彩、色鉛筆、インク
Courtesy of 小山登美夫ギャラリー
【企画者プロフィール】
◇松井えり菜 Erina Matsui
1984年岡山県生まれ。美術予備校の文化祭での大賞受賞作品《えびちり大好き》が同校の広告として美術雑誌に掲載され、同作品でGEISAI#6の金賞を受賞。以後、カルティエ現代美術でのグループ展「私はそれを夢見る」参加の他、2007年に初個展「わたしの小宇宙(コスモ)」を山本現代にて開催。同年11月ジョアン・ミロ財団(バルセロナ)で個展、2009年モスクワ・ビエンナーレに参加など国際的に活動中。
◇村上 華子 Hanako Murakami
1984年生まれ。東京大学文学部で美学を専攻後、東京藝術大学大学院映像研究科修了。大地の芸術祭・越後妻有アートトリエンナーレ2006、2009に参加。2009 年5月〜2010年3月までTWS青山:クリエーター・イン・レジデンスにて国内クリエーター制作交流プログラム参加。記憶喪失になったエンジニアや、火事で燃えた家を鑑賞者に譲ろうとする少女などの存在をつくり上げる、コンセプチュアルな作品を発表している。