「太郎千恵藏の部屋-ポストヒューマンアーティスト」
■展覧会の様子が動画でご覧いただけます。
また、様々な交流が生まれることを目的に「TWS-Emerging」や「INDEX#4」など、学生や20代・30代の若いアーティストが関わるプログラムを同時開催しています。昨年度は「第1室 桑原加藤の部屋―つぎつぎと・なりゆく・いきおいに任せて」「第2室 東恩納裕一・大庭大介・三嶋章義の部屋─デザインと魂」の2つの展覧会を開催し、好評をいただきました。
岡田コレクションには、日本の若手アーティストの代表となっている作品が数多く含まれていますが、それらはアーティストが名も無い時代から独自の視点で選ばれたものです。コレクションは非合理さを含めた人間の奥深さを探求する試みの一つともいえるでしょう。これらの作品は、東京という大都市から生まれる多様な感性を映し出し、伝えるという意味においても、個人のコレクションの枠を越え、私たちに迫ってきます。
今年度 5月2日~7月27日の期間開催された「第3室 内田耕造・栗山斉・COBRAの部屋」、「第4室 ジュリアン・シュナーベルの部屋」に続く今回の第5室では、「太郎千恵藏の部屋-ポストヒューマンアーティスト」を開催いたします。90年代から人間と社会の新しい関係をテーマに制作を続ける太郎千恵藏による、人間中心主義的思考法の限界を突きつける作品を紹介します。
これに続き本年度の最後となる第6室では赤羽史亮と小西紀行という2人の若手日本人画家を紹介する予定です。
古くからの友人である太郎は、僕にとっては美術家というよりはマッドサイエンティストのような存在です。彼は早くから人間中心主義的な思考法の限界に気付いていました。そして彼の創り出す作品は、内面性の価値観をあざ笑うような異様な作品ばかりです。そしてその異様さは、そのなかに突如として立ち現れる暴力性を通して、人間的なスケールを超えた戦慄すべき脅威の存在を僕達に教えてくれます。その脅威の存在そのものが、人間中心主義的思考法の無効性の証左に他なりません。彼はまさにポストヒューマンアーティストと言うべきアーティストなのです。 (岡田聡(アートアセファル代表))
■関連企画: ※終了しました
8月2日(土) 17:00~19:00 オープニングレセプション
次回は9月27日(土)より、Oコレクションによる空想美術館-magical museum tour 第6室「赤羽史亮・小西紀行の部屋-new new painting」を開催いたします。
9月27日(土)16:00~ オープニングトーク開催!
※9月22~26日は展示替えのため休館いたします。
■アーティストによる展示解説をご覧いただけます。