エキジビジョン
Emerging Artist Support Program 2006 展覧会企画公募 入選企画 華・非・華
台湾の新世代のアーティスト呉 詠潔(ウ・ウォンジェ)は、2006年に発表した「Songs of Skin-deep」シリーズに代表されるように、形式化された花と形骸化した人間の微笑みを描き、日本のマンガの影響も受けたというかわいらしいビジュアルながら、シニカルに「美しさ」「楽しさ」の本質を問う作品を制作している。
日本の若手アーティスト森本太郎は、広告や雑誌等の切抜きを使い、ありふれたイメージをコンピューターで抽象化し、そのイメージをもとに絵画作品を制作している。 彼の扱うモチーフは主に花と女性で、カラフルで美しい画面でありながら、絵の具の物質感と抽象化された色面によって、キャンバスに描かれたイメージは解体されていくようにも見える。
二人の作家の表現において、花が象徴する意味はそれぞれ異なるが、とらえられそうでとらえられない「美しさ」や「イメージ」のうつろいやすさ、儚さという点では共通しているように思われる。
花はもはや花ではない。
花はわれわれの脆さの象徴となったのかもしれない。
関連企画:
2007年3月28日(水) 19:00~21:00 オープニングレセプション
※フラワーモチーフの服装でご来場された方にKENZO パルファムのノベルティーグッズと出品作家のポストカードを差し上げました。(先着50名様限定)
2007年3月31日(土) 17:00~19:00 アーティストによる作品のスライドトーク
※アーティストが各自の作品について解説します。(参加無料)
2007年4月14日(土) 14:00~16:30 キュレータートーク
台湾のアートシーンに詳しいキュレーターの方々をお招きして、日本と台湾のアートについて、本展の企画者黄 姍姍と語ります。(参加無料)
ゲスト:南條史生(森美術館 館長)、山野真悟(ミュージアムシティプロジェクト運営委員長)





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