2009年12月16日 Concert
※募集は終了しました
アンサンブル・モデルン(EM)は、フランクフルトを本拠地に活動する世界屈指の現代音楽アンサンブルです。インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー(IEMA)は、若いアーティストと経験豊富な芸術家や学者たちとの交流の場を設けることを目的とし、EMにより2003年フランクフルトで設立されました。
トーキョーワンダーサイトではこのたび第3回目となるIEMAを2010年3月に開催します。今回は、アジアにおける現代音楽アカデミーという視点から、ヨーロッパの音楽に加えて、日本を含むアジア地域の伝統と現代にも焦点をあてます。また、招待作曲家にパスカル・デュサパン氏と一柳慧氏をお迎えし、異なる表現メディアによるさまざまなコラボレーションの可能性にも目を向けていきます。新しい音楽表現の技術を磨きたい方、音を使った新たな表現の企画を実現したい方など、多くの方の応募をお待ちしております。
【募集概要】
アカデミー日程
2010年3月21日(日)-28日(日)
募集コース ※すべてのプログラムは聴講可能です。
●演奏コース(木管楽器/弦楽器/ピアノ/打楽器)
●作曲コース
●指揮コース
●プロダクションコース
募集対象
●演奏コース/作曲コース/指揮コース
音楽を専門的に学んでいる者、または同等の力を有する者。
すでに音楽家として学んでいる演奏家も可。
※演奏コースへの邦楽器での応募も受け付けております。
詳細は応募要項をダウンロードしてご参照ください。
●プロダクションコース
音を使った作品の企画制作、もしくは異なる表現メディア(ダンス、映像など)
とのコラボレーションワークの経験のある者。
講師
●アンサンブル・モデルン(木管、弦、ピアノ、打楽器より各1名)
●指揮者:ステファン・アスバリー
●招待作曲家:パスカル・デュサパン、一柳慧
内容
個人またはグループレッスン、レクチャー、シンポジウム、ワークショップ、
講師らによるプレゼンテーションなど。
応募申込方法
下記のファイルをダウンロードし、応募要項をご確認のうえお申し込みください。
※受講申込書は excel か pdf のいずれかをダウンロードし、日・英
両方の
フォーマットをご提出ください。
●応募要項 ≫
iema_outline.pdf
●受講申込書(日本語)
excel ≫
application form.xls
pdf ≫
application form.pdf
●受講申込書(英語)
excel ≫
application form_en.xls
pdf ≫
application form_en.pdf
応募申込締切
2010年1月31日
※募集は終了しました。ご質問は下記のメールアドレスにて受け付けております。
お問い合わせ先
IEMA事務局:performingart09@tokyo-ws.org
※アカデミーの内容詳細につきましては、Archive ページをご参照ください。
[NEWS] 募集要項に関する追加情報
●演奏コースに打楽器専攻で応募される方の提出物について (1/10 追記)
音源資料CD-R の録音内容のうち「クラシックのソロ作品」は
下記の曲目を収録くださいますようお願いいたします。
バッハ≪無伴奏チェロ組曲≫より
6作品のうち任意の一つの作品から、テンポがゆっくりのものと
早いものを1楽章ずつ、計2楽章を選んでください。
●演奏コース 課題曲追加のお知らせ (1/10 追記)
Pascal Dusapin/Solo-part violin from "Quad" (vl)
一柳慧/光凪 ―龍笛と打楽器のための
※今回は課題曲が多数発表されておりますが、応募の段階では
すべての楽譜に目を通している必要はありません。
会期中のレッスンは、なるべくたくさんの曲に触れられる機会に
なるよう配慮されたカリキュラムが組まれる予定です。
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【トーキョーワンダーサイト音楽アドバイザーのことば】
アンサンブル・モデルンはドイツを代表するヨーロッパ屈指の現代音楽のアンサンブルである。トーキョーワンダーサイトのアカデミーコースでは、受講生はそのメンバーによる直接の指導を受けられることで、今日の音楽内容や新しい演奏技術を学ぶことが出来る。それは自身の音楽観の形成や、将来への展望を育み、拓くことにつながる貴重な体験となるはずである。教師たちには、日本でまだ定着しているとは言えない短時間で着実に成果が上がる欧米流の指導法を是非このアカデミーでも実践してもらえればと思う。そしてこの機会が多くの人にとって、実りある相互交流となり、また、音楽の「今」を実感できるかけがえのない場の創出につながることを期待したい。
[ 一柳慧/作曲家 ]
【受講生の声】
―― インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミーは、集中的に現代音楽作品と向き合うことができる、貴重な場でした。数々の作曲家と共に作品を作り上げてきたアンサンブル・モデルンのメンバーのアドバイスは、具体的で分かりやすく、奏法上の問題から音楽の解釈のことまで、沢山のことを学びました。たとえば、故イサン・ユン氏の知己の奏者の方に、同氏の作品のレッスンを受けた際には、ユン氏と直接協働した経験に裏打ちされた、深みのある演奏解釈を学ぶことができました。こうした経験は、今でも作品に取り組む際の支えになっていると感じています。
[ 松岡麻衣子/ヴァイオリン/IEMA2008受講生/2009年10月、フランクフルトでのIEMA終了 ]
―― 私は2008年5月にIEMAを受講しました。スティーヴ・ライヒ氏による自作についてのレクチャーなどもあり、大きな刺激になりました。2008年度は作曲の受講生のための作曲の個人レッスンはなかったのですが、モデルンのメンバーたちによる楽器に関するレクチャーと、コンサルテーションがあり、制作中の作品について実際的な楽器の書法に関する具体的な助言をいただきました。演奏家と作曲家がどのようにコラボレーションをしていくものなのか、より密な関係があるのだということを強く感じた1週間で、現在の私の作曲に対する姿勢に大きな影響を及ぼしています。作曲家の受講生は、現在製作中の作品をもって参加することを強くお勧めいたします。
[ 稲森 安太己/作曲/IEMA2008受講生/現在ケルン音楽大学コンツェルトエグザメン課程在学中、作曲をヨハネス・シェルホルンに師事 ]
――TWSでのアンサンブル・モデルン・アカデミーに2度とも参加しました。1度目は特に衝撃的でした。毎日が、今までに見たことも聞いたことも考えたこともない内容で、音楽と英語の飛び交う中、着いて行こうと必死でした。私の作品を越えて私自身に深く入り込んでくるようなレッスンを受け、思わず泣いてしまったこともありましたが、私に必要な、転機となる経験でした。モデルンのアカデミーを受けることによって、自分が勉強しなければいけないことがかなり明確になり、それが今につながっていると思います。今回のアカデミーもとても楽しみにしています。
[ 桑原ゆう/作曲/IEMA2005, 2008受講生/2009年現在、トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンスに国内クリエーター制作交流プログラムで長期滞在し、制作活動を行う ]